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旅の達人が伝える! スマートトラベラーへの道 第110回

【那覇→東京】一度“海外へ脱出”して帰るルートでコスパ旅してみた!

2025年08月20日 07時30分更新

文● 中山智 編集●こーのス/ASCII

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●モバイルバッテリーの持ちこみには要注意

 那覇→ソウル(仁川国際空港)のフライト時間は2時間半ほど。LCCなので機内サービスはなく、座席もFSCより少し狭いですが、ロングフライトではないので問題はなし。ちょっと手間取ったのがモバイルバッテリーの取り扱いです。ジップロックなどの袋に入れるか、端子の絶縁が必要なのですが、自前ではジップロックを用意していなかったので、チェックイン時のカウンターで、絶縁テープを貼ってもらって事無きを得ました。

モバイルバッテリーはテープで絶縁処理

イースター航空のエコノミー席です

広くはないですが、2時間半のフライトなら身長が高めの筆者でもじゅうぶん

●仁川国際空港で爆速Wi-Fi作業!出張者にも最適スポット

 ソウルの仁川国際空港に到着した後は、取材記事や動画編集があるため、そのまま3時間ほど空港のベンチで作業。仁川国際空港ターミナル1は、到着ロビーの端の方のエリアに電源付きのベンチがあり、Wi-Fiも下り100Mbps越えと高速だったので、作業がかなりはかどりました。

仁川国際空港到着ロビーのベンチで仕事です

 作業後は空港リムジンバスでソウル市内の東大門へ。バスの料金は1万8000ウォン(約1900円)です。そのままソウル滞在中だったライターの山根氏と合流してサムギョプサルを食べ、宿泊施設へと向かいます。

ソウル中心部までは空港リムジンバスで。椅子が立派で寝ちゃいました

韓国といえば焼き肉ということでサムギョプサルを食べます!

焼き肉に加えて冷麺もいただきました

●宿泊は“韓国のサウナ”!? 1泊1700円のチムジルバン泊

 宿泊といっても、単にトランジットで立ち寄っただけなので、高級なホテルに泊まってしまうとコスパは悪くなってしまいます。そこで選んだのが複合施設の「チムジルバン」。いわゆる韓国のサウナやスーパー銭湯のような施設で、ソウル市内には宿泊可能な24時間営業のチムジルバンがいくつかあります。

サウナ施設の「スパレックス東大門」

 東大門にある「スパレックス東大門」は、そういったチムジルバンのひとつ。入り口に行ってみると、日本人女性も受け付けに並んでいる状態で、安く安全な施設としてかなり認知度も高そうです。ちなみに料金は宿泊する深夜帯だと1万6000ウォン(約1700円)。ホテルに泊まるより激安です。

深夜帯は1万6000ウォンと約1700円で滞在可能です

 スパレックス東大門には大浴場やサウナのほか、ゴロ寝ができるエリアや、食事がとれる飲食店のエリアもあり、休憩するにはじゅうぶん。ただ床が固い板なので、寝るには慣れてないと体が痛いのと、お風呂エリアには石鹸のみでシャンプーなどはないため、自分で持参する必要があります。

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