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先端テックニュースまとめ読み from MITテクノロジーレビュー 第340回

GPSに代わる次世代測位システム/落合陽一が万博に込めた思い

2025年07月22日 10時00分更新

文● MITテクノロジーレビュー編集部

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世界最先端のテクノロジー情報をお届けするグローバルメディア「MITテクノロジーレビュー」から、ビジネスに役立つ注目のテック企業の最新動向、イノベーションにつながる最新の研究内容をピックアップして紹介します。

GPSに代わる選択肢を、 地球低軌道で100倍強い 次世代測位システム

GPSは今や、重要な社会インフラとなっている。だが、精度がさほど高くない上、電波妨害に弱い欠点がある。米国のスタートアップ企業は、地球低軌道に衛星コンステレーションを構築し、GPSの欠点を克服しようとしている。

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脆弱性データベースの危機、 「米国頼み」の脆弱性が露呈

世界のサイバーセキュリティを支える米国の脆弱性データベース「NVD」が機能停止し、未処理案件が蓄積。高額な民間サービスに移行できない組織が「セキュリティ格差」に直面する中、中国やEUは独自システムの構築を加速。米国主導のサイバーセキュリティ基盤の脆弱性が、皮肉にも世界最大のリスクとなっている。

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落合陽一:「デジタルネイチャー」の表現者が万博に込めた思い

筑波大学准教授、ピクシーダストテクノロジーズCEO、そしてメディアアーティストである落合陽一は、大阪・関西万博のシグネチャーパビリオン「null²」で、計算機と自然が融合した世界の姿の一端を示した。

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高品質で超高額、グーグル動画生成AI「Veo 3」で謎の字幕問題

グーグルが5月に発表した動画生成AI「Veo 3」で、ユーザーの指示を無視して意味不明な字幕を勝手に生成する問題が発生している。特に「売り」である、セリフを含むシーンの生成で頻繁に発生しているようだ。

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AIに声を「忘れさせる」新技術、なりすまし防止へ機械反学習を応用

韓国の研究チームが「機械反学習」でAIモデルから特定の音声を取り除く技術を開発した。数秒の音声で誰でも複製できる音声合成技術の悪用を防ぐ新手法として注目される。

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送電網にAI革命、カリフォルニア州で北米初の自動管理システム

カリフォルニア州独立系統運用機関(CAISO)が、生成AIを活用した停電管理システムの導入を決定した。現在は停電報告書を人手で読み込んでいるが、AIが自動でキーワードをスキャンし予測レポートを生成。将来は送電網の主要機能に関する意思決定の自律化を検討する。

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サンフランシスコの次は? 4つのグラフで見る、 米国都市の「AIへの備え」

ブルッキングス研究所が米国各地域の「AI準備度」を分析した結果、サンフランシスコが突出する一方、ピッツバーグやマディソンなど14の新興ハブが浮上した。ただし各地域とも人材・イノベーション・導入のいずれかに課題を抱えている。

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「エアコンはもったいない」と批判する人が見落としている視点

欧州を襲った熱波で2300人以上が死亡し、そのうち1500人は気候変動が原因と考えられている。エアコン普及率の低い欧州では冷房への批判が根強いが、なぜエアコンだけが悪者扱いされるのだろうか。

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MITテクノロジーレビューからのお知らせ

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MITテクノロジーレビュー主催の「Innovators Under 35 Japan 2025」では今年も「AI/ロボット工学」「エネルギー/持続可能性」「医学/生物工学」など8分野を対象に、U35の優れた起業家や研究者、社会活動家を募集しています。
締切は2025年7月31日。我こそはという方からのご応募お待ちしています。また、他薦も受け付けています。


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