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DDR5はもう高くない! ASRock B850 Micro ATXで賢く始める次世代PCライフ

文●タカフグ 編集●北村/ASCII

提供: ASRock

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いまのゲーミングPCはRadeon RX 9000シリーズが要注目

 DDR5世代のPCにアップデートする人の中には、ゲーミングPCを組みたいと思う人も多いだろう。B850マザーボードと組み合わせてコスパのいいゲーミングPCを組む上で、いま特に注目したいGPUは、Radeon RX 9000シリーズだ。

 現在、「Radeon RX 9070 XT」「Radeon RX 9070」「Radeon RX 9060 XT VRAM 16GB版」「Radeon RX 9060 XT VRAM 8GB版」の4種類が登場している。ハイエンド路線というよりも、特にコスパを重視したシリーズであり、価格にこだわりつつ満足度の高いゲーミングPCを組みたいゲーマーにとってかなり有力な選択肢だ。

 Radeon RX 9000シリーズのパフォーマンスについては、ASCII.jpにてレビューを行なっている。それぞれのパフォーマンス検証記事は以下の通りだ。

上記のレビュー記事から抜粋したデータ。Radeon RX 9070 XT/RX 9070の3Dmark(ラスタライズ系テスト)のスコアーを前世代GPUと比較したもの

上記のレビュー記事から抜粋したデータ。Radeon RX 9070 XT/RX 9070の3Dmark(レイトレーシング系テスト)のスコアーを前世代GPUと比較したもの

上記のレビュー記事から抜粋したデータ。Radeon RX 9070 XT/RX 9070の「モンスターハンターワイルズ ベンチマーク」再生中のフレームレート

上記のレビュー記事から抜粋したデータ。Radeon RX 9060 XT 16GBの3Dmark(ラスタライズ系テスト)のスコアーを他GPUと比較したもの

上記のレビュー記事から抜粋したデータ。Radeon RX 9060 XT 16GBの3Dmark(レイトレーシング系テスト)のスコアーを他GPUと比較したもの

上記のレビュー記事から抜粋したデータ。Radeon RX 9060 XT 16GBの「モンスターハンターワイルズ ベンチマーク」再生中のフレームレート

 これらのパフォーマンスについては、検証環境がよりハイエンド寄りの構成であるため、B850マザーボードを採用した構成とは結果が異なる場合がある。それでも、前世代のGPUなどと比べてしっかり進化していることがわかるだろう。

 また、下記の記事では、B850のATXマザーボード「B850 Steel Legend WiFi」と組み合わせた際のパフォーマンスも検証しているので、こちらの参考にしていただければ幸いだ。

ASRockの「AMD Radeon RX 9070 XT Steel Legend 16GB」を使い、性能を検証している

Radeon RX 9000とB850 Micro ATXはコスパと使い勝手を両立できる名コンビ

 B850と上位チップセットとの大きな違いは、PCIe 5.0のレーン数とUSB4への対応状況だ。X870は“PCIe 5.0が24レーン/USB4対応が標準”だが、B850は“PCIe 5.0が4レーン/USB4対応が任意”となっている。

 最大40Gbpsの転送速度、強力な電力供給や映像出力もサポートしているUSB4だが、実際のところデスクトップPCでUSBからの映像出力を使う機会は少ないだろうし、電力供給もあればうれしいが、なくてもそれほど困らない。40Gbpsの速度は接続するデバイス側の対応が必要になるため、使える環境は限られる。

 PCIe 5.0のレーン数についても、最新のCPUを使えばビデオカードとGen.5 SSDを1基使用するぶんには問題ないだろう。PCIe Gen.5 SSDを複数台搭載するのはクリエイターなどかなりコアなユーザー層になる。

 そう考えると、こうした機能を省いても価格を抑えたい、という人は少なくないだろう。だからこそ、Radeon RX 9000シリーズとB850を組み合わせたPCは無駄のない賢い選択肢と言える。

 また、性能ももちろんだが、自作PCにおいては見た目や設置のしやすさといった観点でもパーツを選べるのが魅力と言える。特にPCケースは、PCの使い勝手やインテリアとして部屋の印象も左右するため、妥協はしたくない。

 ATXマザーボードを採用する場合、PCケースはミドルタワークラス以上の大きさになるが、そうなると部屋のスペースを取ってしまい、設置場所が限られる。持ち運びもしにくいため、メンテナンスするのにもなかなか腰が重くなってしまいがちだ。

E-ATXサイズのフルタワーPCを置いた際のイメージ図。デスク上に置くには結構かさばるサイズ感

 その一方で、Micro ATXのマザーボードであればより小型のケースも選べるため、設置場所も柔軟に選べる。ハンドル付きで持ち運びやすくしたMicro ATXケースなども登場しており、利便性で言えばやはりこちらに軍配が上がるだろう。

Micro ATXの小型PCケースを置いた際のイメージ図。取り回しの良いサイズ感で、デスク上においても圧迫感がない

DDR5時代のコンパクトPC自作ならASRock B850 Micro ATXは有力候補!

 冒頭でも述べたように、現在ではすでにメモリーはDDR5がメインストリームになりつつある。まだDDR4のPCを使用している人は、移行を考えてみてはいかがだろうか。

 そして、そんなDDR5環境へのアップデートにおいては、ASRockのB850チップセット搭載Micro ATXマザーボードは大いに注目すべきラインアップだ。ゲーミングからエントリークラスまで多様なニーズに応える製品がそろっており、コンパクトかつ各々が最大限満足できるコスパを追求できる。

 ASRockのB850 Micro ATXマザーボードは、新たなスタンダードを確立するかもしれない。もし、これまでATXのマザーボードでミドルタワー以上のPCしか組んだことがないという人がいれば、この機にぜひ、選択肢として考えてみてはいかがだろうか。

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