●手元で素早く正転/逆転切り替え
基本的な使い方は、ドライバービットを先端に取り付け、スイッチを押して回転させるというもの。通常の電動ドライバーと変わりません。
回転方向は、スイッチのすぐ上にあるボタンで切り替え可能。右側から押し込むと正転、左側から押し込むと逆転、中間の位置にするとスイッチを押しても回転しないロック状態へと切り替えられます。
回転数は固定なので、スイッチで制御できるのはオン/オフのみ。このスイッチは回転だけでなく、先端のLEDライトのオン/オフも兼ねています。回転させずにLEDだけ点けたい、というときは、ボタンを中間位置にして回転をロックしておきましょう。なお、LEDを光らせずに回転させることはできません。
このLEDライトはあまり明るくないので、暗い中で作業するライトとしては向いていません。ちょっと物陰になってネジが見づらいな、というときの補助だと割り切った方がいいです。
面白いのは、ドリルの上部に磁石が入っていて、ビットを貼り付けられること。複数のビットを交換しながら作業する、といったときに便利そうです。また、スグに使うネジやワッシャーなどを貼っておくのにも便利です。といっても、磁力はそこまで強くないので、振動で落ちてしまうかもしれませんが。
699円の「ビット&ドリルセット 20ピース」は、ドリル4本、ドライバービット15本、延長ソケット1本の合計20本のセット。「スクリュードライバー(3.6V)」の先端は6.35mmの六角形ソケットなので、円形のドリルは装着できません。そのため、使えるのは残りの16本となります。
「ビット&ドリルセット 20ピース」のケースの底には磁石が入っているようで、ビットがズレたり散らばったりしにくいのがいいところ。また、フタもピタッと閉まるので、ケースごとひっくり返してぶちまける……なんていう心配もありません。

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