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石川温のPCスマホニュース解説 第244回

ソフトバンク「Galaxy」効果で契約増 他社から顧客奪う

2025年07月14日 07時00分更新

文● 石川温

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サムスン電子端末を扱うのは10年ぶり

 ソフトバンクはこの春、「Galaxy S25シリーズ」を扱うようになった。同社がサムスン電子端末を扱うのは10年ぶりのことになる。本田氏は「ソフトバンクがGalaxyを扱い始めたことはとても評判が良く、我々の想像以上に契約数が伸びた。過去にはどうしてもGalaxyが持ちたいが、ソフトバンクにはないからと契約してくれなかったユーザーもいた。この春、ようやくソフトバンクでGalaxyが使えると本当に喜んでくれた人が多かった」と振り返る。

 実際、Galaxyを扱い始めたことで今までよりも他社からMNPで移行してくるユーザーが増えたという。

 ひとつには、Galaxy S25シリーズに対する「新トクするサポート」、いわゆる端末購入サポートにおいて、大盤振る舞いな価格設定が大きかった。

 ただ、単にGalaxyを契機に他社からソフトバンクを契約したユーザーは端末購入サポートだけが新規契約した理由ではなかったようだ。

 本田氏は「いままではGalaxyがなかったため、PayPayを中心としたソフトバンク経済圏に興味があっても、契約を見送っていた人が相当数いた。Galaxyを扱い始めたことで、そんな人たちにソフトバンクを契約してもらえるようになった」という。

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