「モンハンワイルズ」水中戦が楽しい!ラギアクルスの雄々しさに思わず見とれる

文●Zenon/ASCII

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 カプコンより発売中の「モンスターハンターワイルズ」にて、無料タイトルアップデート第2弾が配信された。本稿では、海竜ラギアクルスとの初戦レポートをお届けしよう。ネタバレが含まれるので、自分の目で確かめたい人はご注意を。

海の王者とは10年、あるいは14年振りの再会

 ラギアクルスが登場するのは、2015年発売の「モンスターハンタークロス」以来、じつに10年ぶりの復活となる(※)。人気の高いモンスターゆえに「ワールド」や「ライズ」でも登場を望まれていたが、このたび満を持しての再登場となった。
※スピンオフ作品を除く

 さらに、初登場の「モンスターハンター3(トライ)」にあった“水中戦”が復活するのは、「モンハン3G」が発売した2011年振りとなる。事前の番組では「イベント戦闘」「武器は振り回せない」などの注釈があった。技術的な理由で難しいとされてきた水中戦が本作ではどのような形で表現されているのだろうか。

思った以上に“水中戦”!上下回避もあるぞっ

 まずラギアクルスと戦うエクストラミッションの開始条件は、HR31以上でメインミッション「狂界」とサイドミッション「森の闢獣」をクリアしていること。発生しない場合はこれらを達成することを優先しよう。

 エクストラミッション「蒼海共震」では、リオレウスの痕跡を探すところからスタート。しっかり誘導されるので迷う心配はない。

異変が起きた緋の森の調査に乗り出すハンターたち。事情があって、編纂者はアルマからエリックにチェンジ

ラギアクルスとリオレウスの対決シーンは「モンハン3」のオマージュ。音楽もあいまってすごく懐かしい

 本ミッションの達成条件は、ラギアクルスの“捕獲”。うっかり倒さないよう注意しよう。とはいえ、初見なのでまずは相手の動きを見なければ……。

激しい電撃を放つラギアクルス。ガードをしても多段ヒットするので、一気にスタミナを持っていかれた

 最初は陸上で戦い、順調に体力を削ると水中戦へ移行。操作はPS5基準で、R1「浮上」、R2「潜降」、×「回避」が基本。ラギアクルスの体当たりや電撃を水中で避ける感覚は、在りし日の「モンハン3」を思い出す。あぁ、これ思ってた以上に“水中戦”だ……!

水中へ入った瞬間の小魚の群れや、水の揺らぎがとても美しく感動

横へ回避し、突進を避ける。上下に泳ぐことでラギアを上から見下ろしたり、下から見上げたりと立体的に眺められるのが、すごく楽しい

 L2で照準をあわせ、スリンガーでラギアクルスにしがみつき、キズを付けたり武器で攻撃したりできる。また、「尖った蔓脚類の群生」というものを採取すればスリンガー弾として撃ち出せるし、「水没している瓦礫」を引っ張れば崩して大ダメージを与えられる。

瓦礫などはマークが出ているのでわかりやすい

しがみついて武器攻撃!

思わず見とれてしまうラギアクルスの大技。カッケー

 最後は再び陸上へ戻り、捕獲の準備に入る。念のため落とし穴を使ったが、シビレ罠でも有効な模様。

捕獲完了。すやすや眠るラギア、デカい

 というわけで、ラギアクルス初日レポートをお届けした。生産できる防具は「弱点特効」「渾身」などが付く内容で、武器は全武器種用意されている。

防具の性能

チャージアックスの場合、シンプルにレ・ダウの武器より強い印象。新スキル「耐性変換【雷】」も興味深い

 水中戦については正直「イベント戦闘って言ってたし、移動は自動で進んでスリンガーだけ撃っていくアトラクション仕様だろうなー」と予想していただけに、いい意味で裏切られた。ちゃんと上下に回避してポジション取りをし、スリンガー弾や引っ付きで攻撃もできる。完全に昔の“水中戦”復活ではないが、これくらい動けるなら筆者としては満足。久々に海の王者と水中で戦えて、とても楽しかった。

 いっぽう、ユーザーからの反応としては「めっちゃ綺麗で楽しい」「思ったよりちゃんとしてる」「ラギア良すぎた」と好評の声があるなか、「【悲報】初見は水中で3乙」「操作感が独特すぎてわけわからん」「最初はいいけど周回はダルそう」など不評の声もあり、賛否が分かれているようだ。

 

【ゲーム情報】

タイトル:モンスターハンターワイルズ
ジャンル:ハンティングアクションゲーム
販売:カプコン
プラットフォーム:PlayStation 5/Xbox Series X|S/PC(Steam)
※パッケージ版はPlayStation 5のみ
発売日:発売中(2025年2月28日)
価格:
 通常版:9990円(パッケージ)/9900円(ダウンロード)
 デラックスエディション:1万1900円(ダウンロード)
 プレミアムデラックスエディション:1万3900円(ダウンロード)
プレイ人数:1人(オンライン:1~4人)※クロスプレイ対応
CERO:C(15歳以上対象)