COMPUTEX TAIPEI 2025レポート

AI向けの小型PCも登場、独自のAI「AI Robot」も

MSIの天板に富嶽三十六景をデザインしたノートPCが和柄好きの私の心に突き刺さった、日本の伝統技術「山中漆器」を起用

文●八尋 編集●ASCII

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AIに活用できるNUCも登場
コンパクトなミニタワーでもRTX 4070を搭載!

「Cubi NUC AI 2MG」

 デスクトップパソコンの展示では、AIに活用できる4モデルが展示してあった。NUCサイズの「Cubi NUC AI 2MG」、スリム型「PRO DP80 AI A2G」「PRO DP80 A14G」、ミニタワー「PRO DP80 AI A2QG」となる。

 Cubi NUC AI 2MGは、Copilot +パソコンで、Core Ultra 7 258Vが搭載可能となっている。前面にはCopilotの起動ボタンが採用してあり、ワンボタンでCopilotを起動できる。また、電源ボタンには指紋認証機能を搭載。マイクも内蔵しており、別途マイクを用意することなくテレビ会議といった用途に利用可能だ。

電源ボタンに指紋認証

Copilotボタンを搭載

Thunderbolt 4×2、2.5GBASE-Tの有線LAN×2を搭載

 PRO DP80 AI A2GはCPUにCore Ultra 265を、PRO DP80 A14Gは第14世代のCore i7を搭載したミニタワーパソコンだ。こちらはロープロファイルのGeForce RTX 3050を搭載可能なほか、光学ドライブスロットも搭載している。

PRO DP80 AI A2GとPRO DP80 A14Gはスリムタワーケースを採用

ロープロファイルのGeForce RTX 3050を搭載できる

光学ドライブのスロットがある

 PRO DP80 AI A2QGは、Core Ultra 7 265を搭載するミニタワーパソコン。コンパクトながら、GeForce RTX 4070まで搭載可能なのが特徴だ。

PRO DP80 AI A2QG

 なお、PRO DP80シリーズの特徴として、MSI独自の「AI Robot」が活用できる点も挙げられる。AI Robotは、MSI Center経由でインストールできる、自然言語で会話できるAI。言い換えや要約がメインとなるが、文章をドラッグアウトして右クリックを押すと、専用のサマライズポップアップメニューが出る。こちらを押すと、自動で文章を要約してくれる。

「AI Robot」

ポップアップが出て、クリックするだけで要約してくれる

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