ゼルダ姫の生活や賢者たちのキャラクター性も描く

「ゼルダ無双 封印戦記」Nintendo Switch 2版の進化点 封印戦争の史実をそのまま体験

文●Zenon/ASCII

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 任天堂は5月21日、Nintendo Switch 2で発売するソフトメーカータイトルの開発者にインタビューする企画「クリエイターズボイス」を更新。

 第8回は、コーエーテクモゲームスの松下竜太氏と早矢仕洋介氏が「ゼルダ無双 封印戦記」の魅力について語っている。動画は4分ほどで、任天堂公式YouTubeチャンネルにて公開中だ。

 本作は「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」で断片的に描かれた太古の封印戦争の時代が舞台となる。原初のガノンドロフの脅威に人々がどう立ち向かうのかを「ゼルダ無双」の遊びとして描く。

 封印戦争の史実をそのまま体験できることが最大の魅力であり、無双として描く戦いの側面だけでなく、ゼルダ姫が太古の世界に現れた後の王国での生活や、「ティアキン」では仮面に隠されていた4人の賢者のキャラクターにも迫るとのこと。

 また、大軍を一掃して、強力なボスには工夫をもって立ち向かうという「ゼルダ無双」シリーズの要素は、プラットフォームがNintendo Switch 2になったことで深く進化したという。

 松下氏は戦場の臨場感や迫力に大きく関係する部分なので、「たくさんの敵を出せるようになった」ことが一番助かったと語る。早矢仕氏はNintendo Switchよりも「高いフレームレートで遊べる」点を、今回大事にしている要素だと語った。

 最後は「Nintendo Switch 2で“ゲーマー”の定義がどう広がっていくのかを楽しみにしています」とインタビューを締めくくっている。

 「ゼルダ無双 封印戦記」は今冬発売予定。本作はNintendo Switch 2専用ソフトなので、それまでに本体がユーザーの手に行きわたるかが目下の課題となりそうだ。

 

【ゲーム情報】

タイトル:ゼルダ無双 封印戦記
販売:コーエーテクモゲームス
発売日:今冬
プラットフォーム:Nintendo Switch 2
価格:未定
プレイ人数:1~2人
CERO:審査予定