X3Dシリーズに最適化されたASRock「B650M Pro X3D WiFi」が良い!コストを重視したRyzen自作の筆頭候補
提供: ASRock
9950X3Dでストレステストも実行
最後にCPUへのストレステストと4時間ほどゲームプレイを試してみた。CPUは当然、最強CPUと目されているRyzen 9 9950X3Dで、Antecのコンパクトピラーレスケースに収めた状態でテストしてみた。
最初は32スレッドがフルロードされる「CINEBENCH 2024」を120分間連続実行した。当然だがテストはエラーなくスンナリと完了。テスト中のCPUクロックは4.8GHz台強から、5~5.2GHz台で動作していた。CPU温度は360mmラジエーターの簡易水冷だけあって、最大でも73.4度と、最大動作温度には20度以上余裕が残っている。
またテスト中の電源回路部ヒートシンクを非接触温度計で確認すると、PCケースリアにある強制排気ファンが風の流れを生み出しているので、電源回路部のヒートシンク表面で50度台、電源回路そばの基板上で60度弱度とこちらも不安のない温度となっていた。
”オブリビオン リマスター”を満喫
実ゲームプレイは、ハマると時間が溶ける「The Elder Scrolls IV: Oblivion Remastered」を4時間ほどプレイしてみた。
こちらもプレイ中にゲームが落ちるなどの不安定な動作はなく、CPU温度は60度台、ヒートシンク表面温度も50度台となっていた。さすがにビデオカードの発熱量は大きく、PCケースリアの排気ファンからの風はかなり熱く、ビデオカードバックパネル周辺のPCケース内部の温度は40度台まで上昇していた。それでも、ゲームの動作自体はいたって安定しており、4時間快適にプレイを楽しめた。
X3Dに限らずこの夏のRyzen自作におすすめ
Ryzen X3Dに最適化され、最新世代チップセットを搭載したマザーボードと、変わらないパフォーマンスを発揮したうえ、PCIe5.0の最新ビデオカードとSSDの性能も最大限に引き出せ、高負荷時の安定性にも不安はない。そして価格が2万2000円前後と、「B650M Pro X3D WiFi」はコストを抑えて組みたいひと注目の1枚なのは間違いなしだ。
当然、Ryzen 9000シリーズにもベストバイな1枚となる。ミドルクラスのビデオカードで自作するなら、十分な性能を備え、6万円を切っている8コア/16スレッドCPUのRyzen 7 9700Xを組み合わせるのもおすすめだ。









