このページの本文へ

道路データを集約したプラットフォーム、交通量APIが公開

渋滞予測の精度向上 国交省のリアルタイムな「交通量データ」どう活かす?

2025年05月14日 15時15分更新

文● 福澤陽介/TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 国土交通省道路局は、2025年5月12日、道路に関する基礎データを集約した「道路データプラットフォーム」と全国の交通量データが取得可能なAPIを公開した。道路システムのDXである「xROAD(クロスロード)」の一環としての取り組みであり、バラバラに管理されていた道路関連データを整備・集約することで、円滑なデータ利活用を推進するものだ。

・道路データプラットフォーム(道路データビューア)
https://www.xroad.mlit.go.jp/

 道路データプラットフォームでは、道路関連データの概要や連携するAPI仕様書などをまとめた「ポータルサイト」と、データを一元的に表示して、地図上に重ね合わせられる「道路データビューア」が提供される。

 データビューアでは、全国約2600カ所で観測されている「交通量」を最速30分前からリアルタイムで表示。また、ETC2.0のブローブ情報から算出した「道路区間ごとの平均旅行速度」も毎月更新される(最長1年分を公開)。その他、「OD交通量(ゾーン間での自動車の移動台数)」や「道路属性データ」、日本デジタル道路地図協会の「DRM-DB」、日本みち研究所の「全国道路施設点検データベース」も統合している。

道路データビューア

 このプラットフォーム公開とあわせて、上記データビューアにも反映されている交通量データを取得できる「交通量API」も公開している。方向別の交通量データと観測地点の位置情報データが、5分間および1時間値で提供され、5分間値の場合、観測から概ね20分後以降に取得可能になる。

 APIは無料で利用できるが、規約に同意する必要がある。詳細は、日本道路交通情報センター(JARTIC)のガイダンスサイトから参照してほしい。

・『国土交通省交通量API』ガイダンスサイト
https://www.jartic-open-traffic.org/

 国土交通省では、交通量APIを利用することで、たとえば「人気観光地へのアクセスルートにおいて、直近の交通状況をもとにした数時間先の渋滞予測」「スマートシティ関連のダッシュボードと連携した、都市全体のリアルタイムの交通状況の可視化」などが可能になるとコメントしている。

カテゴリートップへ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

アクセスランキング

  1. 1位

    ネットワーク

    「ケーブルを引っ張ってみてください。」→引っ張ってみた結果……

  2. 2位

    ネットワーク

    量子コンピューターを超える!? 「光量子コンピューター」ってのがあるんです。

  3. 3位

    ネットワーク

    マザーボードが油に沈んでる!? SFみたいな“液浸冷却システム”、見た目からして未来すぎる

  4. 4位

    ネットワーク

    展示会の無料Wi-Fi、実はとんでもない実験場だった。Interop会場ネットワークは「ガチの展示」

  5. 5位

    トピックス

    “スター・ウォーズのホログラム”が現実に近づいた? 幕張で見つけた裸眼3Dディスプレイが未来すぎる

  6. 6位

    ネットワーク

    データセンター不足の救世主になるか? “コンテナ型サーバー”が想像以上にすごい

  7. 7位

    ネットワーク

    キオクシアって結局なに作ってるの? 「株価急騰の注目企業」を幕張で見てきた

  8. 8位

    ITトピック

    VMware利用企業、8割近くが「他環境へ移行検討・実施」/データセンター電力消費が1年で26%増加、AI競争で「電力確保」重要課題に、ほか

  9. 9位

    クラウド

    いいかも、国産クラウドストレージ! DirectCloudは月額固定料金・ユーザー無制限

  10. 10位

    ネットワーク

    サーバーの水冷ぜんぶ見せる大作戦! レノボが見せた“AI時代の冷却”が迫力ありすぎる

集計期間:
2026年06月11日~2026年06月17日
  • 角川アスキー総合研究所