決算説明資料より判明

任天堂「Nintendo Switch 2」初年度販売目標は1500万台

文●Zenon/ASCII

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 任天堂は5月8日、公式X(Twitter)にて「2025年3月期 決算説明資料」を公開。注目の集まる新ハード「Nintendo Switch 2」の初年度販売目標1500万台に設定していることがわかった。

 連結業績(実績)を見ると、売上高は前年比30.3%減、営業利益は46.6%減、経常利益は45.3%減、当期純利益は43.2%減としている。

 そして連結業績(予想)を見ると、売上高は63.1%増と非常に強気な数字を設定。言うまでもなくNintendo Switch 2の販売を見込んでいるからである。

 気になる「Nintendo Switch 2」初年度の予想販売数量は1500万台、ソフトウェアは4500万本(本体同梱を数に含めない)に設定。ただこれは世界全体の販売予想であり、国内の数字ではないので注意。

 今年度は「スーパー マリオパーティ ジャンボリー」「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」「ルイージマンション2 HD」など新作タイトルの販売が堅調。発売済みの「マリオカート8 デラックス」「Nintendo Switch Sports」なども売り上げを伸ばした結果、当期のミリオンセラータイトルは計24タイトル(自社15本、ソフトメーカー9本)となった。

 今後の任天堂の動きとしては、Nintendo Switch向けタイトルとして「Pokémon LEGENDS Z-A」「メトロイドプライム4 ビヨンド」「リズム天国 ミラクルスターズ」「トモダチコレクション わくわく生活」といったタイトルが控えている。

 Nintendo Switch 2向けタイトルとしては「マリオカート ワールド」「ドンキーコング バナンザ」「カービィのエアライダー」などの新作に、「ゼルダの伝説」などのNintendo Switch 2 Editionが用意されている。

 Nintendo Switchは全世界累計1億5000万台を目前にするほど売れ、年間プレイユーザーは1億を上回る規模で推移していた実績を持つ。Nintendo Switch 2の販売でどれだけ伸びるのか、引き続き同社の動きに注目していきたい。

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