このページの本文へ

楽天証券、不正取引被害「一定の補償」へ 5月中旬以降

2025年05月02日 18時20分更新

文● @sumire_kon

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
楽天のロゴ

 楽天証券は5月2日、フィッシング詐欺等により不正取引の被害を受けた顧客に対して、損害を補償する方針を同社公式Xアカウントで発表した。

対象の顧客に対して”一定の補償”を提供

 対象となる顧客は以下のとおり。

・同社に不正取引の被害を申告している顧客
・同社が不正の疑いがある取引を確認した顧客

 本件に関する補償は従前の約款等の定めに関わらず、顧客ごとの状況に応じて一定の補償を実施する形をとる。なお、同日時点で具体的な補償内容は明かされていない。

 同社では5月中旬以降、該当する顧客に対して手続き方法などを案内する予定だ。

引き続きセキュリティー対策はしっかりと

 本件では楽天証券が被害を補償する形となったが、だからといって、ユーザー自身がセキュリティー対策を怠って良いということにはならない。

 面倒に感じるかもしれないが、「不審なメールは開かない」「メール内のリンクを開くことは極力避ける」「複数のサービスで同じパスワードを使い回さない」「利用できる場合は二段階(二要素)認証や生体認証を設定する」といった対策は、普段からきちんとやっておこう。

 また、パスワードの漏えいが心配される場合は、当然だがパスワードの変更も忘れずに。その際、破られにくいパスワードを考えたり、覚えたりするのが大変なら、パスワードの生成と記録をパスワードマネージャーアプリに任せてしまうのも1つの方法だ。

■関連サイト

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

  • 角川アスキー総合研究所

プレミアム実機レビュー

ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン