公取委はAIに目を光らせるべきだ
公取委がもうちょっとトレンドを読むチカラがあるのなら、検索エンジンではなく、いまからちゃんと「生成AIに対する競争環境の維持」に目を光らせるべきだろう。今の時代、Androidに対して、他の生成AIアプリを排除するような動きをしないのかという点でグーグルを見るべきだろう。
生成AIサービスが台頭してきたことで、グーグルにとっても、これまでの広告を中心としたビジネスモデルが脅かされそうとしている。インターネットでの検索、広告ビジネスで圧倒的に優位であったグーグルも、生成AIではその立場が危うくなっている。こうした焦りから、他のサービスを排除する動きを見せる可能性もありえる。
ただ、公取委が「競争環境が阻害される」としゃしゃり出てこなくても、すでに生成AIの世界では熾烈な競争が繰り広げられている。どの生成AIサービスの、どのバージョンを使えば、自分にとって本当に欲しい情報が出てくるのか。自分の代わりにプログラミングや資料整理、資料作成をしているのか、今のユーザーはあれこれ使って比べている。
各生成AIサービスは、いまのうちにユーザーに支持され、勝者になろうと、日進月歩で進化を続けている。生成AIの世界では激しい競争が続いており、何年も周回遅れしている公取委の出番など、どこにもないのだ。
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