このページの本文へ

NVIDIA B200搭載サーバーと独自リソース管理技術を活用、従量課金型の柔軟なサービス実現へ

GPUクラウドの米GMI Cloudとオプテージが提携、日本国内でのサービスに向け技術検証

2025年04月21日 07時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 GPUクラウドプロバイダーの米GMI Cloudと関西電力グループの通信事業者であるオプテージは、2025年4月14日、GMI Cloudの日本リージョン開設に向けた戦略的パートナーシップへの合意を発表した。

 両社はこの提携に基づき、関西エリアにあるオプテージのデータセンター施設を活用し、「NVIDIA Blackwell B200」GPU搭載サーバーを用いた、高効率なマルチテナント型GPUクラウドサービスの技術検証を行う。

米GMI Cloudとオプテージが提携、日本国内でのGPUクラウドサービス提供に向けた技術検証を行う

 GMI Cloudは、GPUリソースをオンデマンドで提供するシリコンバレー発のGPUクラウドプロバイダー。同社の独自技術である「GMI Cluster Engine」は、InfiniBandによる広帯域/低遅延なGPUクラスター環境で、専有(ベアメタル)/マルチテナント(コンテナ)環境をシームレスに実現する。そのため、同社のGPUクラウドサービスは、GPU1基単位/1時間単位の従量課金型で柔軟に利用できる。

GMI Cloudは、ユーザーの必要に応じて柔軟にGPUリソースを提供

 一方、オプテージは、関西エリアを中心にネットワークやデータセンターのサービス、ITソリューションなどを展開する総合通信事業者。都市型コネクティビティデータセンターの「曽根崎データセンター」(2026年1月運用開始)や、郊外型の生成AI向けコンテナデータセンターの計画を発表しており、自社光ファイバー網によるデータセンター間接続も含めた「生成AI向けインフラのワンストップ提供」ができる点をアピールしている。

オプテージは自社保有のデータセンター+ネットワークで「AIインフラのワンストップ提供」をアピール(画像はAIデータセンター計画発表時のもの)

 両社では今後、NVIDIA B200搭載GPUサーバーにGMI Cluster Engineを実装し、GPUクラウドサービスの基盤構築や運用に関する技術検証を行う。さらに検証完了後には、有償トライアルサービスも開始する予定。

 両社では、今回の戦略的パートナーシップ合意に基づき、日本企業におけるAI導入を加速させて「日本のAI革新を目指す」としている。

カテゴリートップへ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

アクセスランキング

  1. 1位

    TECH

    訓練だとわかっていても「緊張で脇汗をかいた」 LINEヤフー、初のランサムウェア訓練からの学び

  2. 2位

    ITトピック

    若手が言わない“本音の退職理由”上位は/「データ停止は景気後退よりも企業の脅威」6割/クライアントに告げずAI活用するフリーランス、ほか

  3. 3位

    ビジネス・開発

    最悪のシナリオは「フィジカルAI」による基幹産業の衰退 日本の勝ち筋は、“同期技術”と“ドメイン知識”

  4. 4位

    Team Leaders

    ファイル名が命名規則に合っているかの自動チェック、Power Automateのフローで実現しよう

  5. 5位

    TECH

    糖尿病超早期を採血なしで検出、予防へ! 代謝や臓器のつながりに着目した予防法開発

  6. 6位

    データセンター

    液冷技術の最先端が集うイノベーションラボ「DRIL」、印西のデータセンターに現わる

  7. 7位

    ビジネス

    廃校がAIの心臓部に!? 地方の遊休施設を「AIデータセンター」に生まれ変わらせるハイレゾの挑戦がアツいぞ

  8. 8位

    TECH

    “GPUなし”ノートPCで動くLLMで、ローカルAIエージェントを自作する

  9. 9位

    Team Leaders

    バックオフィス業務もAIに“丸投げ” マネーフォワードが「Cowork」機能を2026年7月に投入へ

  10. 10位

    TECH

    合成ゴムが及ばない天然ゴムの高性能のメカニズムを、現象発見から100年後に解明

集計期間:
2026年04月09日~2026年04月15日
  • 角川アスキー総合研究所