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石川温のPCスマホニュース解説 第231回

サムスン AIの日本語対応、難しかった

2025年04月08日 07時00分更新

文● 石川温

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オンデバイスAIが今後の成功の鍵に

 今のところ、様々なメーカーのスマホに搭載されたAI機能をあれこれ試しているが、当然のことながらクラウドベースで提供される機能の方が高度な処理が可能で、便利なのは間違いない。一方、オンデバイスAIはまだまだ非力で、使い勝手として首をかしげたくなることも多い。

 ただ、メーカーとしては、他社と競争する中で「いかにオンデバイスで独自のAI、UIで差別化するか」が今後の成功のカギとなる。

 サムスン電子が日本研究所で日本語対応に注力することで、今後、どれだけ日本のユーザーがGalaxy AIの利便性を享受できるようになるのか、注目していきたい。

 

筆者紹介――石川 温(いしかわ つつむ)

 スマホ/ケータイジャーナリスト。「日経TRENDY」の編集記者を経て、2003年にジャーナリストとして独立。ケータイ業界の動向を報じる記事を雑誌、ウェブなどに発表。『仕事の能率を上げる最強最速のスマホ&パソコン活用術』(朝日新聞)『未来IT図解 これからの5Gビジネス』(MdN)など、著書多数。

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