JAPANNEXT「JN-IPSC3752UWQHDPR-H-C65W」レビュー
緩やかな湾曲がゲーム以外にもいい!UWQHD+で 21:9の多機能37.5型ウルトラワイドディスプレーがマルチに活躍
提供: 株式会社JAPANNEXT
JAPANNEXTの「JN-IPSC3752UWQHDPR-H-C65W」は、UWQHD+(3840×1600ドット)に対応する37.5型の湾曲ウルトラワイドディスプレーだ。9万9800円の価格で販売されている。なお、Amazon.co.jpでは9万727円で販売中(執筆時点)。
なんとなくの感覚で恐縮だが、ウルトラワイドディスプレーはゲーム向けの印象があった。私の周りでワイドディスプレーを使っている人は、レーシングゲームやMMORPG、アクションゲームといった用途で使っている人が多いからだ。そのため、「ウルトラワイドディスプレー=ゲーム向き」というイメージが、筆者の小さい脳に定着してしまったのかもしれない。
しかしJN-IPSC3752UWQHDPR-H-C65Wは、性能や機能を鑑みるとゲームだけでなく仕事、ネットサーフィンなど、幅広い用途に適したモデルとなっているように感じる。
筆者はゲーム以外でウルトラワイドディスプレーを使ったことがなかったので、どんな使い方ができるのか検証してみたいと思っていた。
そこで今回はJN-IPSC3752UWQHDPR-H-C65Wを試用しつつ、ウルトラワイドディスプレーの最適な使い方を探ってみることにした。
語彙力が低下するほどワイド
映像の没入感と美しい色合いに感動
JN-IPSC3752UWQHDPR-H-C65Wの画面サイズは、およそ幅898mm×高さ398mmの37.5型。実物を目にした際の第一印象は「思いっきり横長ですやん!」だ。37.5型の画面を見た瞬間、語彙力が低下してしまうほどの衝撃を受けてしまった。
そのうえ画面の圧もすさまじく、この画面サイズでゲームや映画鑑賞ができたらしばらく抜け出せなくなるのではと軽く恐れてしまったぐらいだ。
背面の中央部には、円形のLEDライトが備わっている。JN-IPSC3752UWQHDPR-H-C65Wは一般向けモデルを謳っているが、ゲーミング風のライティングが楽しめるところに好感を抱いた。筆者は光り物が好きな人間なので、「おぉ! こんなところにLEDが!?」と驚いたものだ。
JN-IPSC3752UWQHDPR-H-C65Wの解像度はUWQHD+(3840×1600ドット)を採用し、フルHD(1920×1080ドット)の約2.9倍の高さを誇る。解像度が高いほど画面の領域も広くなるため、マルチタスクが容易になるのがメリット。おまけに画質も向上しているので、映像鑑賞にもってこいかもしれない。
加えて、21:9のアスペクト比を採用しているところもポイントだ。16:9よりも約30%広くなっている表示領域がミソ。横幅が広くなったおかげで、複数のウィンドウを同時に表示させることが可能だ。これぞウルトラワイドディスプレーだけの恩恵というものだろう。
筆者がとくに着目したのは、ディスプレーの湾曲。ウルトラワイドディスプレーといえばものすごく曲がっているイメージが強いが、本機の湾曲は意外と”緩やか”だ。
用途によって適切な湾曲があるが、ゲームで多少の臨場感を味わいつつ、ついでに仕事などの作業をするであれば、本機が採用するR2300の湾曲率がちょうどいいと感じる。逆に湾曲が強すぎると画面が歪んで見えてしまい、文書作成やネットサーフィン時に違和感を覚えるからだ。
ゲームだけでなく仕事、ネットサーフィン、動画視聴をマルチに快適にこなせるよう緩やかな湾曲を採用したのは、さまざまな用途に使いたい筆者にとってはありがたいポイントだった。
そのほかの特徴は、HDR 10の対応やsRGB:100%&DCI-P3:95%のカバー、輝度300cd/m2のIPSパネルが挙げられる。
実際に本機で動画視聴やゲームをプレイしてみたが、表示色が10.7億色でかつHDR対応ということで、かなり色鮮やかな映像を堪能できた。動画視聴時に、映像の没入感と美しい色合いに軽く感動した覚えがある。映像面のクオリティは高いと感じられた。この表示色が、ゲームプレイ以外にも使いたくなる理由の1つといっていいだろう。
UWQHD+と湾曲率R2300を考慮すると、JN-IPSC3752UWQHDPR-H-C65Wは幅広い用途に最適なウルトラワイドディスプレーと言ってもよさそうだ。
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