ASUS JAPANは2月26日、17.3型の有機ELパネルを採用した折りたたみ式ポータブルモニター「ASUS ZenScreen Fold OLED MQ17QH」を発表した。2月28日発売予定で、市場想定価格は34万1820円。
本製品はPCやタブレットなどとセットで使用する外付けディスプレー。閉じるとおよそA4サイズに収まるので、リュックや鞄に入れて気軽に持ち出すことができる。重量は約1.17kg。
ディスプレーの最大解像度は2560×1920pix(QHD)で、HDRにも対応。応答速度は0.2ms(GTG)、リフレッシュレートは60Hzとなっており、一般的な事務作業や動画鑑賞といった使い方なら、十分過ぎるスペックだ。
スタンドは本体と一体化しており、縦横どちらの向きでも設置可能。さらに付属の三脚ソケットキットを使用すれば、カメラ用三脚(別売)にディスプレーを取り付け、より高い位置に設置することもできる。
入出力端子はUSB-C(DP Alt Mode)×2、Mini HDMI×1、3.5mmステレオミニジャック×1の構成。対応するPCやゲーム機であれば、USB-Cケーブル1本で映像出力とディスプレーへの電源供給が可能だ。
モバイルディスプレーの基本的な部分はしっかりおさえつつ、少々マニアックな仕様も詰まった本製品。コストパフォーマンスに目を瞑れば、ビジネスから逸般の誤家庭まで、幅広くカバーできる注目ガジェットといえそうだ。
※ネットスラングを含む記事タイトルについて、読者の誤解を招かないよう一部表現を変更いたしました。(2025年2月28日19時18分)
