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先端テックニュースまとめ読み from MITテクノロジーレビュー 第319回

生成AIブームで失われるWebの多様性/米政府系サイト閉鎖で保存作戦

2025年02月17日 11時00分更新

文● MITテクノロジーレビュー編集部

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世界最先端のテクノロジー情報をお届けするグローバルメディア「MITテクノロジーレビュー」から、ビジネスに役立つ注目のテック企業の最新動向、イノベーションにつながる最新の研究内容をピックアップして紹介します。

失われるWebの多様性——AIクローラー戦争が始まった

AI企業がモデルの訓練のためにWebサイトから大量のデータを収集する動きに対抗して、クローラーをブロックするサイトが増えている。オープンなWebの理念が危機に瀕している。

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米政府系サイトが続々閉鎖、 科学者らが緊急保存作戦

米国の新政権発足から3週間で、公衆衛生や環境関連など数千件の政府Webページが閉鎖された。データの永久消失を懸念する科学者らは、独自のアーカイブ活動に奔走している。

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早すぎたスマート・グラス、 AIエージェント時代到来で ついに花開くか?

スタートアップから巨大テック企業まで、数々の企業が挑戦し、挫折を繰り返してきた「スマートグラス」。グーグルがグーグル・グラスの生産中止を決めてから10年。洗練されたデザインとAIエージェントによって、スマートグラスがついに一般消費者に受け入れられるようになるかもしれない。

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「量子コンピューターの用途解明、新たな応用へ」吉岡信行

MITテクノロジーレビュー「Innovators Under 35 Japan Summit 2024」から、東京大学所属の吉岡信行氏のプレゼンテーションの内容を要約して紹介する。

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メタが脳タイピングを実現、「思考読み取り帽子」から8年で

マーク・ザッカーバーグが掲げた「脳から直接文字を入力できる」構想。消費者向けの機器開発は行き詰まったものの、基礎研究は継続し、巨大な装置として実を結んだ。人間の知性の本質を解明し、将来のAI開発への応用を目指す。

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超音速旅客機が再離陸に向けて加速、環境との両立は可能か?

2003年に退役した「コンコルド」に続く、超音速旅客機の開発が進んでいる。新世代の超音速旅客機もまた、気候変動には良い影響を与えないようだ。

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AIボットが自殺指南、 運営会社は「検閲せず」

ユーザーに自殺を提案するチャットボットは、以前にも存在した。だが、今回取り上げるチャットボットは、自殺の方法を明確に指示している点や、運営会社が自社のモデルを擬人化して扱っている点で、見逃すことができない。

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大腸がんや脳の疾患に関係? 虫歯だけじゃない口腔微生物の問題

口腔マイクロバイオームは、口腔疾患だけでなく、代謝性疾患からアルツハイマー病までさまざまな病気に関連しているエビデンスが増えている。その仕組みについては今後の研究が待たれるが、歯にもっと気を配ったほうがよさそうだ。

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MITテクノロジーレビューからのお知らせ

eムック新刊「2025年に注目すべき気候テック企業15社」

MITテクノロジーレビューの独自記事を旬のテーマ別に再構成し、PDFファイルとして定期的にお届けしている有料会員専用コンテンツ。新刊は「2025年に注目すべき気候テック企業15社」がテーマです。


気候変動への対応の緊急性は、かつてないほど明確になっている。温室効果ガスの排出量は過去最高を記録し、世界の気温は年々上昇を続けている。一方で、幸いなことに気候問題に取り組む多くの企業が存在し、日々新たなイノベーションが生まれている。MITテクノロジーレビューは、学術研究者、業界専門家、投資家、専門記者などへの取材を通じて、今後世界に大きな影響を与えるであろう「気候テック企業」15社を選出した。誇大広告に惑わされず、実現可能性の観点からも精査を重ねたものだ。これらの企業の動向に注目してほしい。
 

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