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グーグルAI「Gemini」、過去の会話を覚えていられるように!より的確な応答が可能になる

2025年02月14日 16時50分更新

文● @sumire_kon

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Geminiのロゴ

 グーグルは2月13日、チャット型AI「Gemini」に、過去のチャット履歴を参照して回答を生成する機能を追加したと発表した。まずは一部の有料会員向けに英語版から提供する。

 本機能はユーザーから以前に議論した内容について質問されたり、過去の会話のまとめを依頼されたりした際、Geminiが関連するチャット履歴を読み取って回答を生成するというもの。本機能により、ユーザーは毎回最初からやり直したり、過去の会話スレッドを探したりする必要がなくなり、以前の会話やプロジェクトの続きから作業を進めることが可能となる。

 保存される情報はユーザー自身で管理可能。具体的にはチャット履歴の確認、削除、保存期間の設定ができるほか、「My Activity」から完全にGemini Appsのアクティビティをオフにすることもできる。

 2月13日現在、本機能はGoogle One AIプレミアムプラン会員向けのGemini Advancedで、英語版のみ利用可能。Google Workspaceのビジネス向け・エンタープライズ向けプランへの展開や英語以外の言語への対応は、今後数週間かけて実施される予定だ。

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