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杏林大学医学部付属病院、NICU向け24時間オンライン面会システムを導入 エレコムが新サービス開始

2025年02月13日 14時00分更新

文● さとまさ 編集⚫︎ASCII

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 エレコムは2月13日、杏林大学医学部付属病院にて、DXアンテナ製の「卓上みまもるカメラ」を使用した「24時間オンライン面会システム」の運用を2月8日から開始したことを発表した。

 「卓上みまもるカメラ」は、最大200万画素の高画質を誇り、専用アプリ「みまもるeye」を通じて双方向通話が可能である。これにより、自宅にいながら24時間NICUにいる子どもの映像を確認でき、双方向のコミュニケーションをとることができる。特に、親子の絆を深めるために重要な新生児期に、家族が一緒にいるような安心感を提供する。

 NICUは早産や先天性疾患などで長期入院が必要な新生児を対象にしており、親子が離れ離れになる状況に不安を抱える家族をサポートすることを目的としている。新型コロナウイルス感染症の影響で面会制限が続く中、物理的な距離を超えて親子の関係を深めるために導入された。

 試験導入の結果、親子の不安が軽減され、家庭に戻った後の生活のイメージがしやすくなるなど、好影響が報告されたという。医療スタッフからもこのシステムの重要性が認識されており、医療現場と家族との信頼関係を強化する効果があるとされている。

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