このページの本文へ

スペクティが開発、物流のスタック回避や雪害対策効率化に寄与

「大雪で動けません!」を事前回避 データとAIで車両滞留を可視化する技術

2025年02月13日 07時00分更新

文● 福澤陽介/TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 防災テックスタートアップのSpectee(スペクティ)は、2024年2月3日、車両の滞留(スタック)を検知する新技術の開発を発表した。大雪時における、物流のスタック回避や安全運送、自治体や道路管理者の雪害対策効率化などに寄与する技術だという。

 豪雪や吹雪のたびに発生する車両滞留によって、物流トラックの輸送や自動車の通行に支障をきたし、毎年のように被害が生じている。一方、従来の自治体や道路管理会社の雪害対策では、車両の滞留状況を把握することは難しかったという。

 今回Specteeは、自動車のプローブデータ(自動車の走行位置や速度など)やSNSの投稿、気象データなどを、AI解析することで車両滞留を検知する技術を開発。その滞留状況は、地図上にメッシュ状で可視化できる。

神奈川県箱根地域での車両滞留を再現したイメージ、赤色の濃い箇所ほど滞留のリスクが高い

 これまでもSpecteeは、道路カメラなどを活用して車両滞留を検知する技術を開発していた。新たに自動車のプローブデータを活用することで、より広範囲なエリアで、より安価に検知することが可能になった。

 Specteeは、SNSや気象データ、カーナビ情報、道路・河川カメラなどのデータから災害やリスク情報を解析して、リアルタイムに“危機を可視化”するサービスを提供している。本技術は、特許出願中であり、現時点でのサービス提供の時期は未定とする。

■関連サイト

カテゴリートップへ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

アクセスランキング

  1. 1位

    ITトピック

    Webサイトのデータベースを狙う攻撃が顕著に増加/情シス担当の半数が転職意向、背後にある変化/AI業務活用、実態は“AIオペレーター”?、ほか

  2. 2位

    デジタル

    ヤマハのRTX1300/RTX840に新ファームウェア、DNSスヌーピングとHTTPS対応で利便性向上

  3. 3位

    デジタル

    ヤマハのWi-Fi 7対応「WLX333」「WLX232」がグッドデザイン賞を受賞

  4. 4位

    ITトピック

    AI利用が多い技術者ほど「自分でコードを書ける能力」も重視/世界の6割近くが「技術進歩が生活を破壊」と回答、ほか

  5. 5位

    TECH

    「手作業での脆弱性管理はやがて破綻する」 日本IBMが示すフロンティアAI時代の自律型セキュリティ

  6. 6位

    sponsored

    kintoneデータを最強のAIコンテキストに MCP活用で変わるAIエージェント開発とデータアクセスレイヤーの重要性

  7. 7位

    sponsored

    販促企画のための“AI壁打ち”で、7万人の会員情報が外部に流出… どうやったら防げた?

  8. 8位

    デジタル

    kintoneで変わったのは業務ではなく「当たり前」―― 超保守的な営業部隊がDX先進組織になるまで

  9. 9位

    ITトピック

    “月面でAI実験”から“スマート養蜂”まで、HPEが技術の広がりを披露

  10. 10位

    sponsored

    個人の便利さから組織展開へ――ローカルMCPが直面する「ガバナンスとセキュリティの壁」

集計期間:
2026年10月13日~2026年10月19日
  • 角川アスキー総合研究所