一定のセキュリティ水準が担保され、行政機関への導入加速
生成AIサービス「GaiXer」がISMAPの簡易版「ISMAP-LIU」の特別措置リスト入り
2024年12月26日 11時40分更新
FIXERの生成AIサービス「GaiXer(ガイザー)」が、2024年12月13日付けで、「政府情報システムのためのセキュリティ評価制度(ISMAP)」における「ISMAP-LIU」の特別措置サービスリストに登録された。なお、対象はAzure OpenAI Serviceを活用した範囲となる。
ISMAPは、政府が求めるセキュリティ基準を満たしているクラウドサービスを評価・登録する制度。ISMAP-LIU(Low-Impact Use)は、リスクの小さな業務・情報処理に用いるSaaSサービスを対象に新たに設けられたカテゴリとなる。またISMAP-LIUでは、行政機関のSaaS利用拡大のために、事業者の負荷軽減につながる特別措置を設けている。
GaiXerがISMAP-LIUの特別措置サービスリストに登録されることで、一定のセキュリティ水準が担保されたサービスとして認められたことになる。FIXERでは、セキュリティ要件の評価が必要となる行政機関はもちろん、一般企業においてもGaiXerの導入を促進していく方針。