ソラコム、Wi-Fiなしでも活用できる「ATOM Cam Swing 専用 LANアダプター」を発売
ソラコムは12月23日、ソラコムクラウドカメラサービス「ソラカメ」を、Wi-Fiに加えて有線LANでも利用可能にする「ATOM Cam Swing 専用 LANアダプター」を提供開始すると発表した。価格は2,530円(税込)で、SORACOM IoTストアやSORACOMユーザーコンソールから購入できる。
「ソラカメ」は、設置が容易なWi-Fiカメラでクラウド録画を活用できるサービスだ。今回提供される「ATOM Cam Swing 専用 LANアダプター」により、Wi-Fi環境が不安定な場所やWi-Fi自体がない場所でも、有線LANを介しての活用が可能になる。また、ATOM Cam Swingは首振り機能を持ち、360度の水平方向と180度の垂直方向にカメラアングルを遠隔で変更できる。さらに、フルHDの高解像度やカラーナイトビジョン、スーパーマーケットや製造現場などで重要となるIP65対応の防水防塵性能、AIによる自動追跡機能など、多彩な機能を兼ね備えている。
このLANアダプターの導入により、設置場所にWi-Fiがなくても、安定した通信環境を実現できるという。物流倉庫や工場のような電波干渉が発生しやすい環境や、店舗でのWi-Fi電波強度が弱い場合には特に有効だ。また、クラウド上に映像を常時保存する「クラウド常時録画」や、「クラウドモーション検知”無制限”録画」など、さまざまな録画オプションを用意し、企業のニーズに応えている。