ファーウェイ・ジャパンは、同社スマートフォンの上位モデルに心電図(ECG)測定機能を追加するソフトウェアアップデートを実施すると発表した。現在公表されている対応機種は「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」「HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計」の2機種だが、今後さらに増える予定。HUAWEI WATCH GT 5 Proには1月8日から順次アップデート通知がユーザーに届けられる。
スマートウォッチでの心電図(ECG)測定機能については、Apple Watchが先行。循環器内科を中心に「Apple Watch外来」「スマートウォッチ外来」をうたう病院も増えている。
HUAWEI WATCHの心電図(ECG)測定機能についても、日本のプログラム医療機器の承認を取得するなど基本的にはこれに近い内容になっている。実際の測定時はウォッチを装着した腕をテーブルか膝の上に平らに置き、反対の手の指でウォッチの右側面下部にあるボタンに約30秒触れることで、ボタンに内蔵された電極を通じて電気信号を読み取る。
測定結果はスマホ用アプリ「HUAWEI Health」から見ることができ、「洞調律」「心房細動」「心拍数が110より上」「心拍数が50より下」「判定不能」のいずれかを表示。結果に関わらず、必要に応じて医師の診察を受けるべきだが、内容の共有が可能となる。