2004年から業界をリード! マウスコンピューターのゲーミングPCブランド「G TUNE」が20周年を迎えた
【今売れているゲーミングPCのスペックはコレ!】「G TUNE」で見る最新ゲーミングPCの最先端
今売れているゲーミングPCはどんなモデルでどんなスペック?
マウス「G TUNE」のランキングで紹介! 昔の売れ線ゲーミングPC情報も!
マウスコンピューターの「G TUNE」ブランドは、2004年のデビューから今年で20周年! 「ゲーミングPC」という言葉がさほど一般的ではなかった時代から、PCゲーマーにとっては最新スペックを堪能できるマシンとして存在感を示してきました。
同社はその20周年を記念した「G TUNE 20周年モデル」を用意しています。そこで今回は、現在のユーザーに人気のゲーミングPCはどんなスペックなのかを紹介すべく、売れ行きランキング上位5モデル(2024年4月1日~11月29日集計分)を掲載します。
合わせて各ページの最後には、2004年/2009年/2014年/2019年と5年ごとに代表的なG TUNEの各モデルもピックアップ。こんな時代はあのCPUやビデオカードが載ってたんだ! と振り返りもできる記事になっています!
G TUNE 20周年記念モデル5製品
・G TUNE FZ-I7G7S(G TUNE 20周年記念セットモデル)
・G TUNE DG-I7G6T(G TUNE 20周年記念セットモデル)
・G TUNE DG-I5G60(G TUNE 20周年記念セットモデル)
・G TUNE P5-I7G60WT-B(G TUNE 20周年記念セットモデル)
・G TUNE E5-I7G50BK-B(G TUNE 20周年記念モデル)
2004年/2009年/2014年/2019年の代表的なG TUNE各モデルの紹介記事はこちら!
・【2004年発売】G TUNE MASTERPIECE X6000G
(Pentium 4 Extreme Edition、1GBメモリ、240GB HDD、RADEON 9800XT)
・【2009年発売】G TUNE NEXTGEAR L600MV1-WS64
(Core i7-870、8GBメモリ、1TB HDD、GeForce GTX 285)
・【2014年発売】G TUNE NEXTGEAR i640PA2-SP3
(Core i7-4790K、16GBメモリ、2TB HDD、GeForce GTX 980)
・【2019年発売】G TUNE MASTERPIECE i1640GA2-SP
(Core i7-9700K、32GBメモリ、512GB SSD/3TB HDD、GeForce RTX 2070 SUPER)
第14世代Core i5に4070 SUPERとグラボがリッチな1台!
第1位「G TUNE DG-I7G7S」
G TUNEの今の売上トップはミドルクラスながら、ビデオカードは強力な1台! 「G TUNE DG-I7G7S」は、第14世代のCore i7-14700F、高性能GPUのNVIDIA GeForce RTX 4070 SUPERを搭載。CPUも強力ですが、グラボはさらにしっかり高い性能というのがやはり人気ということになりそうです。
「G TUNE DG-I7G7S」の主なスペック
・価格:29万9800円~
・CPU:Intel Core i7-14700F
・メモリー:16GB(DDR5-5600)
・ビデオカード:NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER(12GB)
・ストレージ:1TB M.2 SSD(NVMe Gen4×4)
・無線:Wi-Fi 6E、Bluetooth 5
PCに液晶、キーボード、マウス、ヘッドセットと一気に環境が揃うのがうれしい!
第2位「G TUNE DG-I7G7S(RTX 4070 SUPER 搭載セットモデル)」
続いて2位も1位と同スペックな1台。「G TUNE DG-I7G7S(RTX 4070 SUPER 搭載セットモデル)」は、Core i7-14700F、NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPERとマシン自体は1位と同じですが、そこに23.8型IPS液晶ゲーミングディスプレイ、キーボード、マウス、ヘッドセットがワンセットになっています。アレコレと悩むことなくゲームプレイや実況などに必要な高性能ゲーミングPCや周辺機器を購入できるため、初心者には心強いセットでしょう!
「G TUNE DG-I7G7S(RTX 4070 SUPER 搭載セットモデル)」の主なスペック
・価格:31万9800円~
・CPU:Intel Core i7-14700F
・メモリー:32GB(DDR5-5600)
・ビデオカード:NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER(12GB)
・ストレージ:1TB M.2 SSD(NVMe Gen4×4)
・無線:Wi-Fi 6E、Bluetooth 5
・セット内容:23.8型IPS液晶ゲーミングディスプレイ「iiyama G-MASTER GB2470HSU-B6」、ゲーミングキーボード「Logicool G213r」、ゲーミングマウス「Logicool G304」、ゲーミングヘッドセット「Logicool G431」
ここで登場のAMDベースのモデル いまだ人気のRyzen 7 5700Xがベース
第3位「G TUNE DG-A7G7S」
3位に入った「G TUNE DG-A7G7S」はAMD Ryzenをベースにした、こちらもミドルクラスの1台。CPUには「AMD Ryzen 7 5700X」、GPUには「NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER(12GB)」とやはりどちらかと言えば、グラボの方が強力になっています。CPUはAMD派という人やライトユーザーにもオススメです!
「G TUNE DG-A7G7Sの主なスペック
・価格:29万9800円~
・CPU:AMD Ryzen 7 5700X
・メモリー:32GB(DDR4-3200)
・ビデオカード:NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER(12GB)
・ストレージ:1TB M.2 SSD(NVMe Gen4×4)
・無線:Wi-Fi 6E、Bluetooth 5
ホワイトのケースが人気でしかもお手頃価格も魅力的
第4位「G TUNE DG-I5G60(ホワイトカラーモデル)」
「G TUNE DG-I5G60(ホワイトカラーモデル)」は、流行の純白色を本体色として取り入れたモデルとなっています。Core i5-14400F、NVIDIA GeForce RTX 4060(8GB GDDR6)なので、すごくパワフルとは言いがたいですが、現在主流のフルHDクラスの解像度なら十分な性能。それでいて価格は23万7600円からとリーズナブルなのが人気の理由でしょう。
「G TUNE DG-I5G60(ホワイトカラーモデル)」の主なスペック
・価格:23万7600円~
・CPU:Intel Core i5-14400F
・メモリー:32GB(DDR5-4800)
・ビデオカード:NVIDIA GeForce RTX 4060(8GB GDDR6)
・ストレージ:1TB SSD(NVMe Gen4×4)
・無線:Wi-Fi 6E、Bluetooth 5
こちらもホワイトケースが煌びやか
第5位「G TUNE DG-I7G7S(ホワイトカラーモデル)」
「G TUNE DG-I7G7S(ホワイトカラーモデル)」は、今回1位の「G TUNE DG-I7G7S」のカラーバリエーションモデル。当然人気のスペックを採用しているというわけです。純白色かつ高性能なゲーミングデスクトップが欲しい人が多いということなのでしょう!
「G TUNE DG-I7G7S(ホワイトカラーモデル)」の主なスペック
・価格:30万7500円~
・CPU:Intel Core i7-14700F
・メモリー:16GB(DDR5-5600)
・ビデオカード:NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER(12GB)
・ストレージ:1TB SSD(NVMe Gen4×4)
・無線:Wi-Fi 6E、Bluetooth 5
次ページ以降では、各モデルについてさらに掘り下げて紹介していきます!
G TUNE 20周年特別企画! 昔のゲーミングPCはこんなスペックだった!【2004年】
「G-Tune MASTERPIECE X6000G」
「G-Tune MASTERPIECE X6000G」の主なスペック
・CPU:Intel Pentium 4 Extreme Edition(3.20GHz)
・メモリー:1024MB(PC3200)
・ビデオカード:ATI RADEON 9800XT(ビデオメモリー256MB、TV-OUT/DVI付き)
・ストレージ:240GB SATA HDD(7200rpm)
「MASTERPIECE X6000G」は、ゲーミングPCブランド「G-Tune」(現在は「G TUNE」)の発表とともに2004年1月に発売されたモデル。当時海外では大規模なゲーム大会で高額な優勝賞金を手にするプロゲーマーが登場しており、日本でもそうした存在は報じられていたものの、「ゲーミングPC」といった言葉の知名度は低く、そのタイミングでゲームに特化したブランドや製品を打ち出した点はさすがマウスコンピューターといったところ。
当時の最高峰のCPUとビデオカードを盛り込んだ構成なのはゲーミングPCらしい部分。CPUのPentium 4 Extreme Editionは、Athlon 64の攻勢にさらされていたインテルがリリースしたコンシューマー向けのハイエンドCPUで、Xeon向けに作られた3次キャッシュが増量されたコアを流用する形で登場した。
一方、ビデオカードにはATI RADEON 9800XTを採用。当時ATI TechnologiesとNVIDIAの2強が激しい性能争いを続けており、特にDirectX 9世代ではATIが優位とも言われていたこともあって、PCゲーマーの人気を集めていた。なお、AMDによるATI Technologiesの買収は2006年のこと。HDDは240GB、メモリは1GB、8倍速DVD±RWドライブ搭載というのも時代を感じさせる。当時の価格は29万9800円。OSはWindows XP Home Edition。