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ASUSの新ケース「TUF Gaming GT502 Horizon」にCore Ultra 9 285Kを採用

あれもこれもASUS! 新ピラーレスケースも渋カッコいいBTOPCのコダワリを聞く

2024年12月23日 11時00分更新

文● 宮崎真一 編集●八尋/ASCII

提供: セブンアールジャパン

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CPUクーラーのLCDは60fpsのフレームレートに対応
アニメーションもヌルヌル動く

──CPUクーラーもASUS製のもので統一しているのですね。

市川彰吾氏(以下、市川氏):ROG Strix LC III 360 ARGBは、ASetekの第7世代v2ポンプを採用していまして、以前のポンプと比べて冷却性能が100Wあたり、0.5度の低温化を実現しています。さらに水冷ヘッドには、2.1インチのLCDを備え、480×480ドットの解像度が表示可能となっています。これはiPhone 3G以上の解像度といえばわかりやすいかもしれません。LCDはIPS方式で、CPUの温度やファンの回転数、時間といった各種ステータスの表示に加え、リフレッシュレートは60Hzに対応していますので、お気に入りの画像やアニメーションを映したりすることも可能になっています。

真重氏:このLCDは実際見てみると、粒感はあまりなく、かなりキレイな印象です。480ドットあれば、320ドットや240ドットでは表現しきれない精細なディティールの映像を映し出すことができますし、情報をテキストで表示しても高い視認性で表示することができます。最近は、こういったLCDにお気に入りのショート動画などを映す方も多く見られ、そういったドレスアップを行う方には魅力的な製品ではないでしょうか。

CPUクーラーのLEDは解像度が高く、かなり鮮明だとその特徴を話す真重氏

I/OパネルデザインやSSD冷却など、多くのコダワリが詰まったマザーボード

──ZEFT Z54DXの標準構成では、マザーボードがROG STRIX Z890-F GAMING WIFIとなっていますが、BTOでほかにどのモデルが選べるようになりますか?

中嶋氏:ASUSさんのモデルということでしたら、同じインテルZ890チップセットを搭載した上位モデルの「ROG MAXIMUS Z890 HERO」と、「PRIME Z890-P WIFI-CSM」を用意していますので、お客様の予算に合わせて変更していただけるとありがたいです。弊社では、マザーボードにゲーミング向けモデルとしての見た目や特徴を求めるお客様が多く、それに加えて安定性や耐久性を加味して、これらのモデルを選択した次第です。

市川氏:ROG STRIX Z890-F GAMING WIFIについて少し説明させていただきますと、まずI/Oパネルカバーのデザインにかなりこだわっていまして、LEDがドット絵のように派手なイルミネーションを演出します。ほかに、SSDの冷却にはかなり配慮し、ヒートシンクを従来の4倍ほどとかなり大きくしています。その分重量もあるのですが、ヒートシンクの表面積もかなり広くなっていまして、しっかり冷えます。こうした発熱対策を行なっているため、PCIe 5.0対応SSDのサーマルスロットリングを心配することもありません。また、弊社ではCPUが高速で動作するとか、メモリーのパフォーマンスが出るとか、SSDの高速転送が可能といったパフォーマンスに関する点は当然のスペックだと考えていまして、そこからさらにプラス要素として「Q-Design」に代表されるような使いやすさを織り込んで製品開発を行なっています。

市川氏からROG STRIX Z890-F GAMING WIFIの特徴について説明を受ける中嶋氏と真重氏

──SSDが2枚構成となっていますが種類を変えているのはなぜでしょうか?

中嶋氏:コストパフォーマンスを求める場合、システムドライブは容量がそこそこで高速なもの、データドライブは容量が大きく速度はそれほどでもないものを選ぶお客様が多い傾向があります。そこで、ZEFT Z54DXでもデータドライブとなる2枚目のSSDにはコストパフォーマンスの高いモデルを採用しています。

──同じもので統一したほうが組み立ての効率も上がると思うのですがいかがでしょうか?

中嶋氏:確かにSSDによって装着する場所を変えている現状より、1つのもので統一したほうが作業効率は上がると思います。ですが、弊社では1日に何千台というような大量生産している現場ではなく、組み立てチームの技量で賄える範囲だと考えています。実際、付け間違えのミスは弊社では起きていませんし、組み立てチームからSSDを統一してほしいといった要望も上がってきていません。

中嶋氏によると、使いやすさとコストパフォーマンスを考慮し、今回のようなSSD構成にしたという

真重氏:BTOはお客様のご要望に応じてパーツを自由に組み合わせられるのが醍醐味なのですが、私たちのショップは普通よりカスタマイズ幅が広くて、しかも細部にまでこだわってできるのが特徴なんですよね。だからこそ、お客様がご注文くださった通りのパーツ構成で正確にパソコンを組み立てられるように、組み立てチームでは細心の注意を払うとともにミスを防ぐ仕組みが用意されています。ですので安心してご注文いただけます。

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