クラウド型カメラ「ソラカメ」でコープさっぽろが廃棄率削減に成功
ソラコムは11月28日、生活協同組合コープさっぽろがクラウド型カメラサービス「ソラカメ」を全店に導入したことを発表した。
ソラカメは、電源とWi-Fiがあれば即座に利用を開始できるクラウド型カメラサービスだ。店舗のオペレーション改善を目的とし、道内108店舗の惣菜部門に340台を導入した。コープさっぽろは、このカメラを用いて混雑度や品揃えの状況をデータ化し、売上や値引き、廃棄データと組み合わせ分析することで、3%の「値廃率」削減を達成したという。
生活協同組合コープさっぽろの現場では、得られた映像データを最大限に活用し、日報作成と時間帯ごとの分析を行うことで、具体的な改善策を導き出し、継続的に成果を維持している。現場主導の創意工夫を奨励し、成功したノウハウを全社で共有することで、惣菜部門全体の売上増と廃棄削減を目指している。