GIGABYTE「X870E AORUS XTREME AI TOP」

ぶっちぎりで高い約18万円のX870Eマザーが発売、そのかわり自分だけのAIが作れるぞ!

文●山県 編集●北村/ASCII

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 GIGABYTEから、AI学習に特化したAI TOPシリーズのマザーボード「X870E AORUS XTREME AI TOP」が発売された。価格は17万8000円。秋葉原ではパソコンショップアーク、パソコン工房 秋葉原パーツ館、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.で販売中だ。

AI学習に特化したAI TOPシリーズのマザーボード「X870E AORUS XTREME AI TOP」

 AMD Ryzen 9000/8000/7000シリーズ対応でAMD X870Eチップセットを搭載するSocket AM5マザーボード。E-ATXサイズのハイエンドモデルで、Ryzen 9000対応マザーボードとしては、ぶっちぎりで高い17万8000円となっている。

 それもそのはず。AI TOPシリーズは、オフラインでAI学習をさせて自分だけのAIを作るための機能とソフトウェアを備えているからだ。

 通常AIはクラウド環境で学習させるが、個人情報を扱う企業や病院、あるいはAIに機密情報を教えたい場合などは情報漏洩のリスクがありクラウド環境へのアクセスはリスクが伴う。そこで、オフライン環境でAI学習をさせるソリューションがAI TOPというわけだ。

 したがってマザーボード単体ではなくAI TOPを利用するための価格も製品に含まれていると考えるべきだ。つまりコンシューマーではなくワークステーション向けの製品となる。

E-ATXサイズのハイエンドモデル。DP alt Mode対応のUSB 40Gbps Type-Cを2ポート、PCIe5.0×4接続対応M.2スロット、3つのPCIe4.0×4接続対応M.2スロットを備える

 電源回路は110A SPSによる18+2+2フェーズのデジタルツイン回路で、基板には2オンス銅層を備えた8層基板を採用。x16形状のPCI Expressスロットを3本搭載し、そのうちの2本は従来の約10倍強度を備えたPCI Express 5.0対応スロット「PCIe UD Slot X」を搭載している。

リアインターフェース。10ギガビットLAN×2、USB4×2などを装備する

 そのほか、主なスペックは、拡張スロットがPCI Express(5.0) x16×3、メモリーは、DDR5 DIMM×4(DDR5-8800(OC)、最大256GB)。オンボードインターフェースとして、10ギガビットLAN(Marvel AQtion AQC113C)、Wi-Fi 7+Bluetooth 5.4、サウンド、M.2×4、SATA3.0×4、USB4×2などを装備する。

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