ファーウェイ通信 第232回
「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」に無料アップデートで新機能! 「HUAWEI WATCH D2」にも搭載!
より幅広い健康管理が実現! ファーウェイ製スマートウォッチに無料で加わる心電図(ECG)測定機能を試す
2024年12月25日 16時00分更新
ちょっとドキドキのスマートウォッチでの心電図(ECG)測定
実際に試してみた
今回はHUAWEI WATCH GT 5 Proを用いて、心電図(ECG)測定機能を実際に使った。
と言っても、測定方法はものすごくシンプルだ。まずはHUAWEI WATCH GT 5 Proのアプリ一覧から、心電図(ECG)測定機能のアプリを起動。その後、スマートウォッチの画面右下のボタンに指先でそっと触れて、30秒そのままで待つだけ。
「たったこれだけで大丈夫……?」と最初は不安になるのだが、ボタン部分に内蔵されている電極が心電信号を読み取る仕組みになっているのだという。
ただし、測定姿勢は正しくする必要がある。具体的には、スマートウォッチを装着した腕をテーブルや膝の上に置いて静止し呼吸を整えたら、測定中は声を出さないようにする。
また、指先が乾燥し過ぎていないことも確認する。指先をあまり強くボタンに押しつけないようにもしたい。さらに、正確な測定結果を得るためには、1日数回の測定頻度を一定期間以上維持することも重要だという。
測定結果はスマートウォッチの画面に表示されるほか、蓄積された情報をファーウェイの公式スマホ用アプリ「HUAWEI Health」(Android/iOSに対応)から詳しく確認できる。「洞調律」や「心房細動」などの診断結果を確認できて、心電図レポートはPDF形式で保存して、医療機関と共有することが可能。
かくいう筆者も心電図(ECG)自体は定期健康診断などで、何度となく体験している。ただし、それは病院などで胸部と手足に電極を取り付けて、何分もかけて測定するものというイメージだった。
しかし、HUAWEI WATCH GT 5 Proのように手軽に測定できるというのは単純に楽だ。たとえば、毎食後という風にマイルールを決めて、サッと30秒ほど測定するというようにすれば習慣化しやすいし、長期に渡って測定するのでより詳細なデータが得られる。
筆者はこれまで健診で心電図の測定をしてもそれがどういう意味があるか、強く意識したことはほぼなかった。しかし日本での死因はがんに続いて、心疾患が2位。しかも割合としては上昇傾向にあるとのこと。その心臓のモニタリングができ、不安があれば医師に相談できる、治療につなげられるのであれば、積極的に活用する価値はあると感じた。
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