GIGABYTE、AI学習に最適化された新型AI TOPシリーズのマザーボードを発表
GIGABYTEは11月14日、AI学習に特化したAI TOPシリーズのマザーボード「X870E AORUS XTREME AI TOP」と「Z890 AI TOP」を11月15日に販売開始することを発表した。価格は「X870E AORUS XTREME AI TOP」が税込178,000円前後、「Z890 AI TOP」が税込119,800円前後の見込み。
「X870E AORUS XTREME AI TOP」は、AMD Ryzenに対応し、18+2+2フェーズのデジタル電源設計を備えている。大規模なAI学習とデータ処理を可能にしたマルチGPU構成に加え、最新の技術を駆使したVRM用大型ヒートシンクやM.2 Thermal Guard XLが装備されている。また、EZ-LatchによるPCIe x16スロットの簡易リリース機能や、DDR5 EXPO & XMPに対応するなど、使いやすさとパフォーマンスを両立させたスペックを持っている。
一方、「Z890 AI TOP」はIntel Core Ultraに対応し、18+1+2フェーズのデジタル電源設計を採用している。このモデルもAI学習に最適化されており、リア2連のThunderbolt 5 Type-CやフロントUSB 3.2 Gen.2x2 Type-Cポートを備え、圧倒的なデータ転送速度を実現するという。
新しいAI TOPシリーズは、それぞれのCPUに応じた最適な環境を構築できるよう設計されており、高度なコンピューティングパワーを必要とする現代のAIプロジェクトに、多大な価値をもたらすことが期待されている。これにより研究者やエンジニアは、より迅速かつ効果的にAI技術を活用することが可能になるとしている。