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浸水マップをリアルタイム表示 国交省が防災システム一般公開 11月14日から

2024年11月12日 18時50分更新

文● @sumire_kon

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システムの利用イメージ(過去の実証実験の例)

システムの利用イメージ(過去の実証実験の例)

 国土交通省(国交省)は11月12日、開発中の「浸水センサ表示システム」について、2024年11月14日10時より試行的に一般公開すると発表した。専用サイトにアクセスすることで、浸水の危険性を地図上にリアルタイムで表示できる。

 「浸水センサ表示システム」は近年、大雨による浸水被害や河川氾濫が頻発していることを受け、国交省が開発を進めている防災システムの1つ。民間企業や自治体などと連携し、各地に設置した浸水センサーの情報を集約することにより、浸水状況をリアルタイムで把握する仕組みだ。個人での利用に留まらず、自治体や企業における防災対応の迅速化など、さまざまな場面での活用を想定している。

想定される活用法

想定される活用法

 まだ正式版ではないため、異常データの表示など、何らかの不具合が出る可能性もあるが、その点に注意すれば、水害時の有益な情報源として活用できそうだ。

浸水センサ表示システム専用サイト(11月14日10時公開予定)
https://c-sensor.river.go.jp/

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