300人枠がすぐ埋まった「天下一キーボードわいわい会 Vol.7」に潜入
初心者が自作キーボードイベントに行ってみた話、実は沼への入り口は結構広かった?
2024年11月05日 16時00分更新
使い勝手を極めたい、じゃあ自分でつくっちゃえ!
先述のとおり、自作キーボードのこだわりは多岐にわたります。しかし、すべてこだわるというわけではなく、一部に特化した方もたくさんいらっしゃいました。
まずは形状。今回多く展示してあったのが、セパレートされたタイプのキーボードです。これは、本イベント主催の小池 俊樹(Xアカウント名:ゆかり)氏が代表を務めるmoimateのブースで伺ったのですが、セパレートタイプのキーボードは、人間工学(エルゴノミック)に基づいて、肩への負担を軽減できるとのことです。
通常のキーボードだとどうしても腕が肩より内側に入ってしまいますが、セパレートタイプだと肩から腕がまっすぐ伸ばせることで、人間工学に基づいた姿勢でタイピングができるというのが強みのようです。さらに、ボディーに傾斜が付いており、これも人間工学に基づいて、自然な体勢でタイピングできるように工夫されているとのことです。
ちなみに、キーボードにトラックボールを搭載しているモデルや、キー配列を変えているキーボードも多数ありました。打鍵感も含め、形状や配列も使い勝手に特化したキーボードを手に入れるために、自分でキーボードを作っちゃおうと考える人が結構いるそうです。