みやさとけいすけの工具探検隊 第56回

かわいい！かわいい！かわいい！（心の声）

手のひらサイズの、TONEソケットレンチビットセットに心をつかまれました

　必要に迫られた時だけ工具を買う、ということをしていると、メーカーやシリーズがバラバラになりがち。とくにドライバーやレンチは、色も形も長さもグリップも異なるものが入り混じり、収拾つかなくなってしまいます。

　最初から種類の揃ったセットで購入すれば統一感が出ますが、使わない工具まで買うことになるため、無駄が多いのが悩みでしょう。また、一度の出費が多くなるため、安かろう悪かろう工具に手を出してしまうことも少なくありません。粗悪な工具は使う段階になって問題が発覚しますから、結構タチが悪いんですよね……。

　色々覚悟し、腹をくくって納得いく品質の工具セットを入手できても、今度はそれをどこにしまうのかという問題が出てきます。ほぼ使わないなら押し入れの奥にでも入れておけばいいですが、それなら、そもそも工具セットを買う必要がありません。それなりの頻度で使う場合は手近なところに置いておきたいですが、工具セットは大抵大きいため、今度はジャマになってしまいます。

●工具セット選びの悩みを解決

　これらを解決するには、そこそこ使用頻度の高いものに絞ったセットで、ジャマにならないコンパクトなものが理想。そんな工具セットの一つが、TONEの「ソケットレンチビットセット（MIX21620P）」（実売価格5550円）です。

「ソケットレンチビットセット」（MIX21620P）

　これは、ソケットとドライバービット、そしてラジェットハンドルがセットになった工具。ネジやボルトを使う一般的な工作から、自転車のメンテナンスといった機械いじりを想定したセットです。今回、お借りして試してみました。