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高解像度やレイトレにこだわらない人は、マイクラも付属する「GALLERIA RM5R-R46」でどう?

約12万円のPS5 ProとゲーミングPC、どっち買う?

2024年09月11日 12時00分更新

文● 八尋 編集●ASCII

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「GALLERIA RM5R-R46」

PlayStaton 5 Proの価格は約12万円
遊びたいタイトルによってはゲーミングパソコンがいい?

 9月11日、ソニー・インタラクティブエンタテインメントが「PlayStation 5 Pro」を発表した。GPUやレイトレーシングのアップグレードが実施されたほか、ストレージは2TB SSDを採用している。加えて、「PlayStation スペクトルスーパーレゾリューション」と呼ばれる、AIによるアップスケーリング技術を新たに搭載したことも特徴となっている。

 気になる価格は、11万9980円。進化したGPUやレイトレーシング、AIによるアップスケーリングによってどれくらいグラフィックスが向上しているかが気になるところだが、価格がほぼ12万円となると、そこまでの性能を求めなくていいという人にとっては、ゲーミングパソコンでいいのでは? と感じるのも事実だ。

 もちろん、12万円前後のゲーミングパソコンでは、レイトレーシングを効かせてAAAタイトルを4Kで快適に遊ぶというのは難しい。そのため、高いグラフィックスで存分にゲームを楽しみたい人にとっては、PlayStation 5 Proというのは、かなり魅力的ではないだろうか。

 その反面、PlayStation 5およびPlaySation 5 ProではローンチしていないPCゲームも、実はかなり多い。とくにインディーゲームはPC版のみというタイトルも少なくない。

 加えて、キーボード・マウスでゲームをプレイしたいという場合に、PlayStation 5/PlayStation 5 Proでは使用を禁止されているタイトルも結構ある。加えて、ゲーミングパソコンの場合はディスプレー依存となるがリフレッシュレートに制限はないので、例えば360Hzのゲーミングディスプレーと組み合わせれば、PlayStation 5 Pro以上のフレームレートでゲームが遊べるかもしれない(PlayStation 5 Proのリフレッシュレートは現在不明)。

 PC版のみのゲームもたくさん遊びたい、キーボード・マウスでFPSやTPSをプレイしたいという人は、ゲーミングパソコンを選択するといいだろう。

月々3700円(36回払い、手数料無料)で買える「GALLERIA RM5R-R46」

 そこで、PlayStation 5 Proの11万9980円に価格が近いゲーミングパソコンを紹介しておこう。ドスパラで販売中の「GALLERIA RM5R-R46」だ。

 主なスペックは、Ryzen 5 4500、GeForce RTX 4060(VRAM 8GB)、16GBメモリー、500GB SSDという構成だ。性能はそこまで高くはないものの、RTX 40シリーズを搭載しているので、タイトルや設定によってはDLSSやレイトレーシングといった技術を活かしてのゲームプレイも可能。負荷の軽いFPSやTPSであれば、高フレームレートが期待できる。240Hzや360Hz駆動のゲーミングディスプレーを十二分に活かせるだろう。

 ちなみに、本機は手数料無料の36回払いも可能(月々の支払いは3700円から)。個人的にはストレージを+7000円で1TB SSDにしておくと、より快適に使えると思う。その際でも、36回の分割払いだと月々3800円なので、1ヵ月に100円+する程度だ。なお、こちらのモデルには「マインクラフト Java & Bedrock Edition for PC Standard Edition」もバンドルしている。マインクラフトでいうと、MODを入れられるというのも、パソコン版の特徴といえるだろう。

 ただし、GPUは最新製品を採用しているものの、CPUはやや古めな点は注意したい。もし、CPUも新しいモデルがいいというのであれば、Core i5-14400Fを採用する「GALLERIA RM5C-R46」もアリだ。こちらの価格は16万4980円からとなる。

 PlayStaiton 5 Proとゲーミングパソコン、どちらのほうが絶対いいというわけではないが、用途や遊びたいゲーム、使いたいデバイスに合わせて、どちらが自分に合っているかを考えて選択してみてはいかがだろうか。

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