PC自作マニュアルと同じケースで
組み立てをスムーズに!
各種パーツを組み込み、日々目にするPCケースには、Cooler Master製ミドルタワーケース「MasterBox TD500 Mesh V2」を組み合わせている。ケース前面には発光機能(アドレサブルRGB LED)内蔵のファンを3基標準で搭載し、側面のパネルにはPCケースの内部が見える強化ガラスを採用している。
オーソドックスな魅せる系PCケースデザインだが、前面はポリゴン風デザインのメッシュパネルを採用。LEDでの彩りとともに、見る角度で違う表情も楽しめる。
背面用にLED内蔵ファンを追加しているのも、紅谷さん提案構成のこだわりポイント。3基のファンで新鮮な外気を取り込むだけでは、吸排気のバランスが悪くなるため、背面側に排気ファンを追加するわけだ。そのうえLEDの発光がPC内部を彩ってくれる。
「MasterBox TD500 Mesh V2」は、今人気となっている白色のパーツでコーディネイトしたPCを組める白色モデルも用意している。GPUクーラーなどが白色のビデオカードは、塗装費用の問題で黒色の製品よりどうしても割高になるが、好みに合わせて変更するのもいいだろう。ちなみに白色のケースに、黒色ベースのマザーボードや、ビデオカードを組み込むのも悪くない。
話題の「黒神話:悟空」もフルHDで楽しめる
ゲーミングPCを組むうえで、最も重要なパーツとなるのがビデオカードだ。紅谷さんが、今回の構成で選んだのは、NVIDIAの最新ミドルクラスとなるGeForce RTX 4060 Tiを採用したビデオカードになる。
定番ゲームタイトル「Apex Legends」をフルHD解像度の144Hz駆動ゲーミングディスプレーでプレイしたり、話題となっている最新アクションゲーム「黒神話:悟空」を楽しんだりできる。
より高画質、高解像度でゲームを楽しみたいなら、9万円のGeForce RTX 4070 SUPERを選ぶのもいいだろう。紅谷さんの構成では、電源ユニットに容量850WのAntec「NeoECO Gold NE850G M ATX 3.0」を組み合わせているので、GeForce RTX 4070 SUPERなど上位のビデオカードを購入しても電力不足に陥ることはない。
12VHPWRコネクターという、GeForce RTX 40シリーズのミドルクラス以上で採用されているPCI Express補助電源の最新規格も備えている。ビデオカードをアップグレードしても電源を買い替えなくていいのも、うれしいポイントになる。
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