このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 5 6 次へ

G-Master Luminous RGB Z790 IIをレビュー

「光ってればゲーミングPC」という風潮に断固NO! 究極のライトアップPCを紹介しよう

2024年09月01日 10時00分更新

文● 宮里圭介 編集●ジサトライッペイ/ASCII

提供: 株式会社サイコム

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

FF14なら4Kプレイもイケる!画像生成AIでも頼りになる性能

 3Dグラフィックス性能は全体的に高く、WQHD・高画質設定のゲーミングは十分視野に入る。軽めのゲームであれば、4Kでも快適にプレイできるだろう。ゲーミングPCの性能としては、かなり満足できるものだ。

 試しに、より実際のゲームに近いベンチマークソフトとして、「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」(以下、FF14ベンチマーク)を試してみよう。比較的軽量なゲームベンチマークとなるため、画質は「最高品質」、解像度は4Kで試している。

「光ってればゲーミングPC」という風潮に断固NO! 究極のライトアップPCを紹介しよう

FF14ベンチマークの結果

 結果はスコアーが12876で、評価は「とても快適」。レポート出力で詳細を見ると、平均フレームレートが約90.14fps、最低フレームレートが57fpsと、十分快適に遊べることがわかった。

 トレンドとして、画像生成AIの処理性能についても軽く見てみよう。ベンチマークソフト「UL Procyon」のStable Diffusionを使った「AI Image Generation Benchmark - Stable Diffusion 1.5(FP16)」テストを試してみた。

「光ってればゲーミングPC」という風潮に断固NO! 究極のライトアップPCを紹介しよう

UL Procyon:AI Image Generation Benchmark - Stable Diffusion 1.5(FP16)の結果

 スコアーは2922。ほぼGPUでの処理となるため、CPUの影響は少ない。別構成となるが、GeForce RTX 4070 SUPERを搭載したPCではスコアーが2400台。上位GPUを搭載しているぶん、しっかり性能も出せているようだ。

まとめ:見た目にこだわりまくりたい人に

 ゲーミングPCの本質は、「ゲームが快適に遊べる」ことだが、スペック選びだけに固執し、見た目や所有欲から目を背ければ、それはただの「道具」になる。それは若干寂しい話でもある。

 その点、LEDで電飾し、一般的な武骨なPCとは一線を引いたライトアップPCは、所有欲も存分に満たしてくれるだろう。とはいえ、「ゲーミングPC」を謳うためだけに、ただLED搭載PCパーツをいくつか採用しただけのPCではつまらない。

 G-Master Luminous RGB Z790 IIは、そんな「なんちゃってゲーミングPC」とは一線を画す、発光にこだわりまくった究極のライトアップPCと言える。もちろん性能は大切な要素の1つだが、せっかく安くないお金を出して買うなら、一生の思い出に残るPCを考慮しても良いのではないだろうか。

 なお、現在サイコムは送料無料(実質2920円引き)、CrucialのT500(1TB/2TBモデル)が5000円引き、G-Masterシリーズの1万円引き、というサマーキャンペーン(2024年9月9日まで)を実施中。また、G-Master Luminous RGB Z790 IIの発売を記念し、2024年9月9日までならさらに1万円引きになる。

 つまり、標準構成なら52万850円、試用機材の構成なら56万8490円とそれぞれ2万7920円引きとかなり安くなるので、購入する方はぜひこの機会をお見逃しなく。

「光ってればゲーミングPC」という風潮に断固NO! 究極のライトアップPCを紹介しよう

圧倒的な個性が光る、G-Master Luminous RGB Z790 II

前へ 1 2 3 4 5 6 次へ

カテゴリートップへ