「Apex Legends」はリフレッシュレート240Hzを存分に活かせる! 「ストリートファイター6」も快適
話題の「黒神話:悟空」はしっかり遊べる? RTX 4070の16型ゲーミングノートPCの性能をチェック
2024年08月20日 11時00分更新
サードウェーブが販売する「GALLERIA ZL9C-R47-6B」は、CPUにCore i9-14900HX、GeForce RTX 4070を搭載する16型ゲーミングノートパソコンだ。メモリーはDDR5の32GB(16GB×2)を搭載しており、ゲームプレイはもちろん動画編集や実況配信も視野に入る性能といっていい。
加えて、リフレッシュレートは240Hzに対応しているため、ノート型ながらFPSやTPSタイトルもバリバリプレイ可能だ。
前回は、GALLERIA ZL9C-R47-6Bの基本的な性能をチェックした。今回は、本題となるゲーム性能をチェックしていく。
まずは「Apex Legends」をチェック。射撃訓練場を周回した際のフレームレートを、「Fraps」で計測している。テクスチャフィルタリングの割り当てを極(8GB)にした最高設定で、2560×1600ドット、1920×1200ドットでチェックした。
結果は、平均が2560×1600ドットだと197.753fps、1920×1200ドットだと259.303fpsとなった。コチラの設定だと、1920×1200ドットのほうが存分に240Hzのリフレッシュレートを活かせるという結果になった。
そこで、普段遊んでいるときの設定にカスタマイズしてみた。テクスチャーフィルタリングの割り当てを中にし、モデルディテール以外の項目をほぼ下げるといった設定だ。
すると、今度は2560×1600ドットでも平均231.868fpsと、240Hzを存分に活かせるフレームレートとなった。2560×1600ドットでも超快適に遊びたいのであれば設定を下げて、設定重視がいいなら1920×1200ドットでプレイするといいだろう。
続いて、「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」を計測した。設定は最高品質にし、こちらも2560×1600ドット、1920×1200ドットでチェックした。結果は、2560×1600ドットで11196(とても快適)、1920×1200ドットで16137(非常に快適)という結果になった。
FFXIVは、黄金のレガシーが実装されてから結構負荷が上がったが、GALLERIA ZL9C-R47-6Bであれば本機のディスプレーの解像度を活かしたゲームプレイも可能のようだ。
「ストリートファイター6」のベンチマークも計測。こちらも設定を最高の状態にしてチェック。本作の場合は、16:9固定となるため、1920×1080ドット、2560×1440ドットで計測した。
1920×1080ドットでの結果 | ||
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SCORE | AVARAGE | |
FIGHTING GROUND | 100 | 59.98fps |
BATTLE HUB | 100 | 119.86fps |
WORLD TOUR | 100 | 118.19fps |
2560×1440ドットでの結果 | ||
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SCORE | AVARAGE | |
FIGHTING GROUND | 100 | 59.92fps |
BATTLE HUB | 100 | 106.60fps |
WORLD TOUR | 100 | 103.49fps |
結果はどちらもスコアはすべて100と、優秀な結果を記録した。ストリートファイター6でも、2560×1440ドットで何の心配もなく快適にプレイできるだろう。
最後に、8月20日に発売予定の「黒神話:悟空」のベンチマークが登場していたので、計測してみた。
設定は画質レベルを超高と高にし、それぞれレイトレーシングオンオフの状態で計測してみた。こちらは、2560×1600ドット、1920×1200ドットで計測している。
結果を見ていくと、画質レベルを超高の状態で遊びたいのであれば、1920×1200ドットを、2560×1600ドットで快適に遊びたいのであれば、画質レベルを高にしてレイトレーシングオフ、レイトレーシングをオンにしたいのであれば、1920×1200ドットで画質レベルを高という設定がベストだろう。
とはいえ、Unreal Engine 5を駆使した黒神話:悟空がこれだけ快適にプレイできるというのは驚いた。
ノート型でも存分にゲームを楽しみたい人にオススメ
以上の結果から、GALLERIA ZL9C-R47-6Bは1920×1200ドットであれば何の問題もなく快適に、2560×1600ドットであれば高負荷なタイトルでも設定を調整すればしっかりと遊べるということがわかった。
これくらいの性能があればゲームだけでなく、動画編集や実況配信といった作業もサクサクこなせるだろう。価格は30万5980円からとそれなりに値は張るが、持ち運んでゲームやクリエイティブ作業をこなすノートパソコンがほしいという人は、チェックしてみてほしい。