メモリーは32GB、ディスプレーのリフレッシュレートは120Hzで、sRGBカバー率95%
移動が多い動画編集者にオススメしたい、14型で1.5kgのCore Ultra 7ノートPC
2024年08月15日 11時00分更新
120Hz駆動の14.0型QWXGA+液晶ディスプレーを採用
ディスプレーは画面サイズが14.0インチで、解像度がQWXGA+(2880×1800ドット)となっている。画素密度はおよそ243ppiと高く、肉眼で1つ1つの画素を識別することは難しいくらい精細。
ノングレア(非光沢)パネルのため照明下や日中の屋外のような明るい場所でも映り込みが少なく画面が見やすい。色域はコンピューター向けの国際標準規格であるsRGBカバー率で95%と高精度。実際、一般的なディスプレーだと地味な発色になってしまいがちな鮮やかな色もイメージどおりに表示され、色再現性は良好だった。
リフレッシュレートは一般的な液晶ディスプレーの60Hzの倍となる120Hzを実現しており、残像感の少ない滑らかな映像表示が可能。マウスポインターの動きやページスクロールもスムーズで、目が疲れにくいのはうれしいポイントだ。また、内蔵GPUがインテル ARc グラフィックスなので、そこまで高負荷なAAAタイトルを快適にとはいかないものの、軽めのタイトルであれば120Hzのリフレッシュレートを活かして遊べそうだ。
キーボードは標準的な日本語配列86キーで、キーピッチは実測で約19mmとなっている。一部の記号キーのみキーピッチが若干狭くなっているため多少の慣れは必要だが、タイピングに支障が出るほどではない。キーストロークは浅めながら、キーを押した際の感触はよく、長時間文字入力した場合でも疲れにくく感じた。
タッチパッドはクリックボタン一体型で、操作スペースが実測で幅約121mm、奥行き約73mmと広く、指感触もなめらか。マウスポインターの移動やジェスチャーがスムーズで細かい操作もやりやすかった。
アルミニウムとプラスチックを組み合わせた頑丈なハイブリッド筐体に14型QWXGA+広色域ディスプレーを搭載し、充実したインターフェースを備える「GALLERIA DL7C-IG-C4」。今回は、その外観を中心に紹介したが、次回はベンチマーク結果などを交えながら気になるパフォーマンスを紹介していこう。