アップルは2026年までにQLC(クアッドレベルセル)ストレージ技術を採用したiPhoneをリリースする可能性が高いという。台湾の調査会社TrendForceが7月24日に報じた。
同社によると、この技術の採用により将来的に2TBストレージ容量のiPhoneが登場する可能性が出てくるという。
QLCは現在のiPhoneで使用されているTLC(トリプルレベルセル)技術と比較して、より高密度のストレージ技術だ。これにより同じ物理的なスペース内でより大容量のストレージが可能になる。
また、QLCストレージはTLCと比べてギガバイトあたりの価格が安くなる利点もある。ただし、QLCストレージにはTLCと比較して読み書き速度が遅くなる欠点もあるため、メリットばかりではない点には注意が必要だ。
TrendForceの予測ではアップルは2026年までにこの技術を採用するとしているが、具体的にiPhone 16、iPhone 17、iPhone 18のいずれのモデルから導入されるかは分かっていない。

この連載の記事
-
第2376回
iPhone
アップル、低価格のiPhone、iPad、MacBookを一斉投入か -
第2375回
iPhone
折りたたみiPhone、2400万画素の“画面下カメラ”搭載か -
第2374回
iPhone
iPhone衛星通信が大進化? アップル、5つの新機能を開発か -
第2373回
iPhone
アップル「iPhone 18」前面カメラが“ついに2400万画素化”か -
第2372回
iPhone
アップル「iPhone 18 Pro」カメラ穴ついに極小化か ダイナミックアイランド縮小の可能性 -
第2371回
iPhone
アップル、完全新デザインの「MacBook Pro」発売か 2026年後半から2027年にかけて -
第2370回
iPhone
アップル、M5版「Mac mini」「Mac Studio」2026年半ばに発売か -
第2369回
iPhone
アップル向けチップ製造コスト、8~10%上昇か。つまりiPhoneも… -
第2368回
iPhone
アップル「iPhone Air 2」カメラが2つに? -
第2367回
iPhone
アップル、次世代Siriにグーグル「Gemini」採用へ -
第2366回
iPhone
アップル、Mac Pro開発を実質断念か - この連載の一覧へ











