もともとは専用武器を用意する予定だった?
アキンボによって最弱と言われる武器が生まれ変わる
──アキンボは、ずっと前から構想があったと伺いましたが、実装を考えていたのはいつごろからですか? また、実装で苦労したことがあれば教えてください。
Eric Canavese氏:アキンボは、本当に長い間手を加えてようやく実装になりました。期間でいうと1~2年といったところでしょうか。もともとは、アキンボの専用武器をつくるという構想でしたが、そこからさらに構想を広げて、すでにある武器を使うという発想に至りました。武器の新しい使い方という発想を得たことで、今後もゲームデザインにいい影響があるのではと思っています。
──アキンボの武器としてP2020とモザンビークを選択した理由はありますか?
Eric Canavese氏:従来ではゲーム序盤で使用されて、中盤以降は変えられてしまう武器を、中盤・終盤でもプレイヤーの方々に使ってもらいたかったので、アキンボを実装したという意図があります。そのため、中盤以降に変えられてしまう武器以外を2丁拳銃化する必要性は感じませんでした。最弱と呼ばれていた武器が脚光を浴びるのが楽しみです。
──「ボットロイヤル」は、射撃訓練を想定して開発されたのでしょうか? また、1マッチどれくらいの時間でしょうか
Chris“C4”Cleroux氏:そのとおりで、スキルを磨くためのモードという意味がありますが、ランクの合間の息抜きに使ってほしいという意図もあります。従来のモードと比べると最初のリングが小さくなっていますが、収縮スピードは同じです。ボットのスクアッドが7チームと、自分のスクワッドが1チームとなり、だいたい1マッチ10分くらいになります。
──新しいサプライボックスは、プレイヤーにより簡単に武器を手に入れさせたいのか、新たなサプライボックスを実装することで新たな戦略を考えてもらいたいのか、新たに導入した目的を教えてください。
Josh Mohan氏:2つのどちらの要素もあります。前半でルートが足りなかったプレイヤーにとっては新しい武器を手に入れる手段になりますし、前半バリバリ戦闘したプレイヤーにとっては補給して使う用途も想定しています。また、それがPOIに現れることで、新たなルートやファイトの目的などによって新たな戦略が生まれるとも思っています。
──FINAL FANTASY VII REBIRTHとのコラボがありましたが、今後日本のアニメやゲームとのコラボは考えていますでしょうか?
Evan Nikolich氏:現段階で言えることはありませんが、FINAL FANTASY VII REBIRTHとのコラボは、頼れるパートナーとの協力ができ、プレイヤーからも高評価をいただいていて、理想的なコラボだったと思います。これからもそのようなパートナーを見つけられるような話は進めています。
──シーズン22からのバトルパスの変更で賛否があり、一部仕様を変更されましたが、コミュニティーの声はしっかり届いているのでしょうか?
Evan Nikolich氏:カジュアルプレイヤーからマスターランクでバリバリプレイされているプレイヤーまで、すべてのプレイヤーの意見を見ています。バトルパスを自分の力で勝ち取る楽しさへの見通しが甘かったと持っています。今後もしっかりとコミュニティーの声を聴き、楽しんでもらえるゲームを作っていきたいです。
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