ゲーム以外もおまかせ!ディスプレー性能から画像生成AIアプリまで欲張りスペックのGIGABYTE製ノートPC「AORUS 16X(2024)」
GIGABYTEが手がけるゲーミングノートPC 「AORUS 16X」シリーズは、ゲームだけでなくAI処理でもその性能を遺憾なく発揮できる。「AORUS 16X」シリーズが搭載するGeForce RTX40シリーズのビデオカードは、マイクロソフトが提唱する「Copilot+ PC」が必要とするNPUの処理能力(40TOPS)より高いからだ。
最新モデルとなる「AORUS 16X(2024)」は、新世代の6GHz帯Wi-Fiに対応するWi-Fi 7を採⽤、さらに画像⽣成AI「Stable Diffusion」がプリインストールされているなど、パフォーマンスと使い勝⼿ともに⾼レベルとなっているのがポイントだ。
「AORUS 16X(2024)」シリーズのプロセッサーは、CPUに24コア/32スレッド、最大5.8GHzで動作する「Core i9-14900HX」と、16コア24スレッドで最大5.2GHz駆動の「Core i7-14650HX」の2つを用意。ディスクリートGPU(dGPU)は「GeForce RTX 4070 Laptop GPU 8GB GDDR6」と、「GeForce RTX 4060 Laptop GPU 8GB GDDR6」があり、これらを組み合わせた複数のモデルをラインアップしている。
今回は、「Core i7-14650HX」と「GeForce RTX 4060 Laptop GPU 8GB GDDR6」を採用する「AORUS 16X AKG-53JPC54SH」の魅力と、その実力を確認してみた。
WQXGA解像度の165HzパネルやWi-Fi 7など使い勝手が抜群
パフォーマンスを司るCPUとdGPU以外にも、注目ポイントを満載している「AORUS 16X(2024)」シリーズ。マットブラックをベースに、薄く青みがかかった天板と、落ち着いたデザインの16型ゲーミングノートPCになっている。重量は本体のみで2.3kgと日々持ち歩くには厳しいが、部屋から部屋の移動ならスムーズに持ち運べるだろう。
ディスプレーは16型で、解像度はアスペクト比16:10の2560×1600ドット(WQXGA)パネルを採用する。縦方向に若干広くなっている16:10比はゲーム用途ではあまり影響ないが、表示領域が作業性につながる表計算などのオフィスワークや、写真や動画の編集では大きなメリットになるだろう。
もちろん、ゲームプレイに影響するリフレッシュレートは165Hzをサポートし、応答速度は3ms(中間色)になっている。さらに液晶パネルはNVIDIA独自のディスプレー同期技術「G-SYNC」に対応している点も見逃せないところだ。色域はsRGBカバー率100%で、国際的な色見本帳のひとつである「Pantone(パントン)」による色校正の「Pantone Validated」認証を取得と、色再現性もバッチリ。ゲームだけでなくクリエイティブな用途をしっかりとカバーしているのだ。
インターフェースも抜かりなく、最大40Gbpsの転送速度を発揮し、ノートパソコンの弱点となる拡張性を補えるUSB 4.0/Thunderbolt 4ポートをはじめ、DisplayPort Alternate Modeに対応するUSB 3.2 Gen2 Type-Cポートや、汎用性が高いUSB Type-Aポート、microSDカードスロットなどを筐体左右側面に装備している。
ネットワークは有線のギガビットLANと、次世代の6GHz帯に対応した最新規格のWi-Fi 7に対応している。対応ルーターが必要になるが、有線LANを超える通信速度を無線LANで実現できるのが魅力だ。