夏のスマホカメラ猫シリーズ第2弾は、サムスンの「GALAXY Z Fold6」。折りたたみスマホなんだけど、この「折りたたみ」が猫撮りにいいのだ。
折りたたみスマホのよさは、半開きにあり。こんなふうに半開きのままちょんと置くと、お手軽ローアングル撮影。ワイヤレスのペンをリモコンにも使えるので、猫と遊びながら撮れたりするのだ。楽して撮ってすみませんって感じ。
で、パカっと開くと内側の画面に切り替わる。なので、こんな置き方をしてもよし。
冒頭写真もこれで撮ったもの。これもまた楽して撮ってすみません、だな。
もちろん、手で持って撮ってもOK。
撮ってたら、横から「気持ちよさそうに寝てんじゃねーよ」っていきなりツッコミを入れられてたので、すかさず。単に遊んでほしかったのだろうけど、ツッコミにしか見えないのだった。
さらに、全開にしてカバー画面を使うと、高画質なアウトカメラを使った自撮りもできる。猫を撫でながら猫自撮りである。
最後は、外猫撮影で締めよう。
駐車場で出会った猫。真夏の猫は日陰になって風通しがいい車の下で休んでいるもの。目が合ったので、端末を半分開いてローアングル撮影。
個人的にはこんなふうにいろんな撮り方ができる自由なスマホって好きなのだけど、気軽な猫撮りスマホ……というには、さすがにちと高価。GALAXY Z Fold6は25万円以上するのでおいそれとはおすすめできないけど、もしこの幅広い使い方ができるハイエンド機を持っている猫飼いの人がいたら、ぜひいろんなアングルで猫とお戯れくださいませ。
■Amazon.co.jpで購入
-
古地図と地形図で発見!鎌倉街道伝承を歩く荻窪 圭山川出版社
-
東京「多叉路」散歩 交差点に古道の名残をさぐる圭, 荻窪淡交社
-
古地図と地形図で楽しむ 東京の神社 (知恵の森文庫)荻窪 圭光文社
筆者紹介─荻窪 圭
老舗のデジタル系フリーライター兼猫カメラマン。今はカメラやスマホ関連が中心で毎月何かしらのデジカメをレビューするかたわら、趣味が高じて自転車の記事や古地図を使った街歩きのガイド、歴史散歩本の執筆も手がける。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『古地図と地形図で楽しむ東京の神社』(光文社 知恵の森文庫)、『東京「多叉路」散歩』(淡交社)、『古地図と地形図で発見! 鎌倉街道伝承を歩く』(山川出版社)など多数。Instagramのアカウントは ogikubokeiで、主にiPhoneで撮った猫写真を上げている。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/
この連載の記事
-
第880回
デジカメ
カメラっぽく使えるスマホ、ソニー「Xperia 1 VI」で夏の昼寝猫を望遠撮影&高速連写! -
第878回
デジカメ
シャープの最新スマホ「AQUOS R9」は猫の瞳をちゃんと見つけてくれるし毛並みの表現まで選べる -
第877回
デジカメ
いまでは景色が一変した谷中の「夕焼けだんだん」に猫がたくさんいた頃を懐かしむ -
第876回
デジカメ
散歩中に出会った“にゃつバテ猫”を14倍の高倍率ズームを付けたニコン「Z6III」で撮る -
第875回
デジカメ
ニコン「Z6III」で秒120コマの超高速連写! 黒猫ミルのダイナミックな一瞬をしっかりゲット! -
第874回
デジカメ
パナソニック「LUMIX S9」の「リアルタイムLUT」機能を使ってオリジナルの色表現で猫写真 -
第873回
デジカメ
ライカならではのレンズやルックを使って猫撮影が楽しめるiPhoneアプリ「Leica LUX」が実に魅力的だ -
第872回
デジカメ
富士フイルム「X-T50」は小型・軽量で取り回しやすいから猫撮り散歩にピッタリだ -
第871回
デジカメ
渋めのレトロ調から白黒まで、富士フイルム「X-T50」は多彩なフィルムテイストで猫撮影が楽しめる -
第870回
デジカメ
望遠が優秀で画質もトップレベルのシャオミ「Xiaomi 14 Ultra」を持って街の猫とたわむれてきた - この連載の一覧へ