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AIは漫画家の玉手箱なのか……実録:AIで描く漫画の実際 第4回

漫画制作を爆速化! 生成AIをフル活用して時短してみた

2024年07月27日 19時00分更新

文● 野火城 編集●ASCII

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 こんにちは、漫画界の生き恥こと野火城と申します。

 「画像AI使ってみた/AI漫画実験企画」第4回です!

■第1回はこちら 体験して見えた、その実力と課題!!
■第2回はこちら AIで今風の手描きっぽい漫画を作ってみる
■第3回はこちら 生成AIで少女漫画に挑戦!

 その成り立ちから様々な議論を呼んでいる画像生成AIですが、少なくとも2024年7月現在日本の法律では使用が許可されており、存在を完全に無視する事はできません。かといって全てを肯定して受け入れるのも難しい。

 だからこそ、必要以上に恐れず、実際にどのような事が出来るのか、具体的に検証する――それが画像AIとの誠実な向き合い方なのではないでしょうか。

「画像AIの技術がすごいという賞賛記事はよく見るが、それは本当に創作活動で実戦的に使えるものなのか? 『AIに仕事を奪われる』と『今のAIは実戦では使い物にならない』という真逆の意見を多数見るが、この二つは両立しないのでは? 実際はどっちなんだ?」
「画像AIを試してみたいけど難しそうだし、使い方を覚えるような余裕もない」
「使用した時のリスクがよくわからなくて怖い」

 などなど、巷に溢れる画像AIの様々な評価への疑念を明らかにするべく、筆者が体を張って挑戦した実録レポートです。同じ疑念を持つ皆様への参考になるよう頑張ります。

 前回は「特定の絵を追加学習したものでなく、加筆や加工のみで作る調整LoRAだけで少女漫画風AI漫画が作れるか」をやりました。

 今回のテーマは「AIで漫画を作ると、どのくらい時短できるのか」です。

 実際に漫画にAIを活用するとすれば、主な目的は「効率化」でしょう。果たしてAIを使用する事で、どのくらい時短が可能なのか? 今回は今までの実験で培った技術をフルに使い、タイムアタックに挑戦します。

 まずは漫画をお読みください。

「浦AI(あい)太郎」第4話 シニアテックロマンス~玉手箱の罠~
作:野火城(with Generative AI)

※本作品の制作には生成AIを使用しています。

(次ページ:生成AI漫画の制作過程を解説)

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