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【レビュー】HUAWEI WATCH FIT 3のバッテリーは本当に10日持つ?

2024年07月20日 12時00分更新

文● 村元正剛(ゴーズ) 編集●飯島恵里子/ASCII

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文字盤の「常時表示」をオンにした

機能をフル活用しても「3日以上は持つ」印象

 最後にヘビーユースを想定して、電池の減りを調べてみました。文字盤は「常時表示」をオンにして、文字盤は初期設定のものよりも消費電力が多いアニメーション表示のものに切り替えました。健康モニタリングは全て有効にし、通知も全て有効に。一定時間歩いたり、走ったりすると、ワークアウトの開始を検出する機能もオンにしました。GPSをオンにした「屋外ウォーキング」を朝と夕方それぞれに約1時間行いました。入浴時には外しましたが、就寝時は睡眠のモニタリングも有効にしました。

「常時表示」をオンにすると、常に時刻を確認でき、点灯すると多くの情報を確認できる仕組み

筆者は、時刻などによって花の開き方が変わるアニメーションの文字盤を設定した

健康モニタリングと通知は全て有効にした

 結果、1日使って減った電池量は28%。ファーウェイが公表するスペックでは、「ヘビーユースで最大7日間。AOD(画面表示点灯機能)ONの場合は最大4日間」となっていますが、筆者の使い方では4日持たせるのは難しいという計算になりまました。それでも充電は週2回程度で済みそうです。

 スマートフォンと同じように、スマートウォッチの電池消耗はディスプレイの点灯時間が大きく影響すると思われます。筆者はSNSの利用頻度が多いと自覚しているので、通知で画面が点灯することは多かったと思います。おそらく、通知が少ない場合は、さらに電池は持つでしょう。あくまでも参考程度に捉えてくださいね。

 

筆者紹介――村元正剛
 iモードが開始された1999年から携帯電話市場を追い、新機種のレビュー記事などを多くの雑誌やウェブに寄稿。最近はスマートウォッチやワイヤレスイヤホン、スマートスピーカーなど、スマホとつながるデバイスにも興味を深めている。編集プロダクション・ゴーズの代表で、スマホ関連の書籍/ムックの編集も手がけている。

 

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