ファーウェイのスマートウォッチは、電池持ちに定評があります。機種によっては最大14日間の連続使用をうたっていますが、HUAWEI WATCH FIT 3は「通常使用で最大10日間」となっています。約1.82インチの大画面ディスプレイを搭載しつつ、10日持つというのは心強い限り。筆者が実際に使った印象でも電池持ちがすこぶる良く、充電は週に1回程度で間に合っています。
しかし、スマートウォッチの使い方は人によって差があります。そこで、Watchの設定や使い方を変えて、電池持ちを比較してみました。
フツーに使っても1週間以上は持つ
筆者は普段、ディスプレイの明るさやスリープは「自動」に設定しています。文字盤の「常時表示」はオフにして、腕を上げると点灯する設定です。心拍数、血中酸素、睡眠などの自動モニタリングは全て「有効」に。通知は「メッセージ」「Gmail」「LINE」「Facebook」など、コミュニケーション系のアプリだけをオンにしました。その状態で、GPSをオンにして1時間ほどウォーキング。夜、入浴時には外しましたが、再び装着して寝て、睡眠状態もトラッキングしてみました。
結果、1日で減った電池量は11%。ウォッチの使い方は日によって変わるので、バッテリーは100%から0%まで一定して減っていくわけではないでしょうが、毎日同じように使ったと仮定すると9日間の電池持ちを見込めます。
設定を変えれば「2週間以上」持たせることも可能
さらに控えめに使ったら、どれくらい持つのか? ディスプレイの基本設定はそのままで、明るさは「自動」をオフにして、やや暗めにしました。健康モニタリングは心拍数だけをオンにして、そのほかはオフに。通知は「LINE」だけを有効に。入浴と睡眠の約7〜8時間ウォッチを外しました。
結果、1日使って減った電池量は6%。単純な計算では、フル充電から16日間持つことを見込めます。