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篠原修司のアップルうわさ情報局 第2080回

韓国メディア報道

アップル「iPhone 16」カメラセンサー、ソニーからサムスンに変更か

2024年07月09日 20時00分更新

文● 篠原修司

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 アップルが2024年に発売するiPhone 16に、サムスン製の高性能CMOSイメージセンサー(CIS)が採用される可能性があるという。韓国メディアTHE ELECが7月2日に報じた。

 同紙によると、アップルは現在、サムスンのSystem LSI事業部が提供したCMOSイメージセンサーの最終品質評価を実施しているという。このセンサーはiPhone 16のメインカメラに使用される予定だ。

 これまでアップルはiPhone用のイメージセンサーをソニーから独占的に調達してきたが、信頼性への懸念や新技術導入の必要性から、戦略的に方向転換しようとしているという。

 サムスンとの提携を決めた理由は、昨年、アップルに対してソニーが新しいイメージセンサーを十分なタイミングで提供できなかったためだとみられている。

 サムスンが開発した新しいイメージセンサーは、フォトダイオード、トランジスタ、アナログデジタルコンバーターロジックをそれぞれ搭載した3層構造をしており、小型化やデータ転送速度の向上を実現できているという。

   

筆者紹介:篠原修司

1983年生まれ。福岡県在住のフリーライター。IT、スマホ、ゲーム、ネットの話題やデマの検証を専門に記事を書いています。
Twitter:@digimaga
ブログ:デジタルマガジン

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