大規模でミッションクリティカルなデータ管理を必要とする企業向けの新プラン
primeNumber「TROCCO」、SLA付きのプロフェッショナルプラン提供開始
2024年07月04日 17時15分更新
primeNumberは2024年7月4日、データ基盤の総合支援サービス「TROCCO(トロッコ)」において、大規模かつミッションクリティカルなデータ管理向けの「プロフェッショナルプラン」を提供開始した。「大容量転送の効率化」「速度向上」「安定性強化」を実現し、SLA(サービス品質保証)も提供する。
TROCCOは、データ転送や統合、モデリングなどの処理をワークフローで自動化するクラウドサービス。学習コストが低く、素早く安全にデータ分析/活用が始められる点を特徴としている。これまで「フリー(無料)」「スターター」「アドバンスト」の4つのプランを提供してきた。
今回提供を開始したプロフェッショナルプランは、大規模かつミッションクリティカルなデータ管理を必要とする企業向けの新プランとなる。具体的には、転送処理リソース(メモリやCPU)の増強による大容量転送の効率化、マルチプロセッシング(並列処理)の増強による処理速度の向上、それらの要素による安定性の強化が図られる。
また、新たにSLAの提供も行う。これは「TROCCOの稼働率 99.9%」を保証するもので、実際の稼働率がこれを下回った場合には返金対応を実施する。
加えて今後も、多様なクラウド環境とオンプレミス環境との間を安全に接続する「セキュア通信」機能の拡張、環境そのもののサービスレベル向上を目的とした「リソース占有」機能の展開など、さまざまなプラン拡張や新機能を展開していくとしている。