アップルは空間コンピューティングを実現するヘッドセット「Apple Vision Pro」の国内発売を6月28日に開始した。価格は256GBモデルが59万9800円となる。Apple Vision Proは2023年6月のWWDC23で発表、米国では2024年2月に発売されていた。
Apple 表参道ではあいにくの雨模様であったが、8時の発売開始にあわせて予約者が列を作った。店内にはApple Vision Pro用のソファーが運び込まれ、デモを体験する人たちはソファーに座りスタッフの説明を聞きながらアップル史上初の空間オペレーティングシステムを体験していた。
飲酒を3Dで可視化するアプリ「YoiLog」開発者も購入!
Apple 表参道でいち早く購入を決めたのが、すでにApple Vision Pro用のアプリを配信している開発者のDaiki Shimizu氏だ。
Shimizu氏は飲酒を記録・可視化することができるというユニークなアプリ「YoiLog」を開発。お酒の容器に記載されているバーコードをスキャンすると、飲んだお酒が3Dオブジェクトとして現れる。記録した飲酒記録はヘルスケアにも自動的に登録されるという。iOS、iPadOS版も配信されているが、ぜひApple Vision Proで試してほしい。