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パソコン・Android端末でRS-232C機器を使えるUSBシリアルコンバーター

2024年06月27日 18時30分更新

文● ASCII

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 ラトックシステムは6月27日、USBシリアルコンバーター3製品を発表した。8月下旬より出荷開始する。

 USBシリアルコンバーターはRS-232C搭載のシリアル機器をWindows PCやAndroid端末のUSBポートに簡単に接続できる変換アダプター。新モデルは2005年発売以来のロングセラー製品「REX-USB60F」および「RS-USB60FC」の後継製品となり、消費電流を最大22mAに抑えてバッテリー駆動のノートPCやタブレットの電力消費を削減。

 全モデルで対応機種とOSを統一し、USBコネクタータイプやケーブル長に応じて最適なモデルを選べるラインアップとしている。

 いずれもD-Sub 9ピンのRS-232Cコネクターを採用しており、市販の変換コネクターを使用してD-Sub 25ピンの機器も接続可能。USBポートからのバスパワーで動作し外部電源が不要。ホットプラグに対応し、パソコンの電源を切らずにUSB側の抜き挿しが可能。通電、データ送信、受信を一目で確認できる通信モニターLEDを搭載する。

 ドライバーをインストールするだけでWindowsでは仮想COMポートとして認識され、RS-232Cデバイスメーカーが提供するCOMポート用アプリケーションが使用可能。同社のデバイスドライバーは高速転送が求められる制御システムなどにも対応可能な230kまでの転送速度をサポートする。また、Android用のサンプルプログラムと簡易ターミナルアプリが提供され、サンプルはソースコード付きでダウンロード可能。

 USB Type-A(RS-USB602F)とUSB Type-C(RS-USB602FC)から選択、さらにUSB Type-AモデルではRS-232Cコネクターと本体間のケーブル長が30cmと250cmからを選択できる。

USBシリアルコンバーター(RS-USB602F):7040円
※30cm

USBシリアルコンバーター ロングケーブルタイプ(RS-USB602F-25):9680円
※250cm

USBシリアルコンバーター USB Type-Cタイプ(RS-USB602FC):8580円

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