JN-IPS215FHD-C-Nをレビュー

21.5型IPS・USB Type-Cで約1.2万円の爆安フルHDディスプレー、本当に買ってもいいの?

文●松野将太 編集●ジサトライッペイ/ASCII

提供: 株式会社JAPANNEXT

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OSDはボタンも含め若干クセがある

 ちょっと変わっているのが、OSDメニューのピクチャーモード(プリセット)を選択する項目。ピクチャーモードは基本的に「ゲーム向け」とか「テキスト向け」とか、画面に映すコンテンツに合わせて明るさやコントラスト、シャープネスをいじってくれる機能だ。

 しかし、JN-IPS215FHD-C-Nではこのプリセットメニューがなぜか「ECO」という項目名になっている。消費電力を低減するECOモードと一緒くたにされているのだ。

21.5型IPS・USB Type-Cで1.2万円強の爆安フルHDディスプレー、本当に買ってもいいの?

筆者は最初ピクチャーモードの項目を見つけられず、「ECO」と書かれた項目に様々なプリセットがあることに気付くのに時間がかかった。ちなみに、工場出荷時は「スタンダード」になっていた

21.5型IPS・USB Type-Cで1.2万円強の爆安フルHDディスプレー、本当に買ってもいいの?

一般的なゲームプレイ向きの「ゲーム」モード

21.5型IPS・USB Type-Cで1.2万円強の爆安フルHDディスプレー、本当に買ってもいいの?

消費電力を低減する「省エネ」モード

21.5型IPS・USB Type-Cで1.2万円強の爆安フルHDディスプレー、本当に買ってもいいの?

電子書籍や文字の多いサイト閲覧に向く「テキスト」モード

21.5型IPS・USB Type-Cで1.2万円強の爆安フルHDディスプレー、本当に買ってもいいの?

シューター系ゲーム向きの「FPS」モード

21.5型IPS・USB Type-Cで1.2万円強の爆安フルHDディスプレー、本当に買ってもいいの?

戦略ゲーム向きの「RTS」モード

 ちょっと変な扱いではあるが、プリセットは「スタンダード」「ゲーム」「省エネ」「テキスト」「FPS」「RTS」の合計6つ。プリセット自体は一般的なものなので、特に不都合は感じなかった。

 なお、プリセットを適用した場合、明るさやコントラスト、シャープネスが変更できなくなる。つまり、こだわりたい場合は手動調整、特にこだわりがなければプリセットを選べばいいだろう。

 OSDの操作ボタンは本体背面に搭載。電源のオン/オフが押し込みに割り当てられているため、一般的なディスプレーと同じ感覚で操作すると少し戸惑うかもしれない。

21.5型IPS・USB Type-Cで1.2万円強の爆安フルHDディスプレー、本当に買ってもいいの?

OSDの操作ボタンは背面右側に搭載。押し込みが電源のオン/オフだったり、OSDメニュー表示が上方向だったり、操作には慣れが必要だった

 OSDメニュー全般に関してまとめると、コントロールボタンと電源ボタンの統合はともかく、メニューそのものの違和感は残る。しかしながら、「まあ、最安だしな」と思えば甘受できるストレスではある。

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